私も高齢者だから、身体のあちこちが故障を来してきた。

 

 1、歯周病のため、上の方の歯が、右側も左側も奥歯数本被せ物が

ぼろんと取れてしまった。左側がかろうじて一番奥にある歯が一本

残ってるので、それでご飯をようやく取っている。私は口をイーッ、と

するとお婆ちゃんみたいである。医大の口腔外科で義歯を作ってもら

おうとしたら、「ウチは入院中の患者の面倒沢山看ないとなんないから、

あなたみたく外来のひとは、膨大な時間かかるから、よその診療所行っ

た方がいい。そのほうが早くて済む。勿論紹介状書くから。」と言う。

 そんなわけで、私は駅前通りの診療所に外来で通院中だが、私の

口の中は菌だらけらしいのだ。歯周病がまだ落ち着かず歯茎が

しっかりしてないので、義歯を作れるようになるまで、歯磨きに専念

して欲しいというのだ。私は数か月前から、一日に朝御飯とった後と

夕飯とった後、二回洗顔所で、手鏡持ったまま歯磨きしている。

 最近、私はなまじ食欲が旺盛な方だけに、歯が足りないのは困る

のだ。

 

 2、私は去年の10月始めから、両足の足首の爪先に軽い痺れも

現われた。別に日常生活に支障はない。歩くことも階段の昇り降り

も出来る。しかし不快感で仕方がない。11月の内科の外来の時、

例によって採血し、結果は、主治医は「あなたは綺麗な血ですよ」

といってたのだが、痺れの件は血糖値が下がる段階であることだ

という。様子見だったが、痺れはまだ続いた。12月の外来の時は

「薬を変えましょう」ということになったが、それ以降も変化なしで

ある。今年最初の外来の時は、「整形外科に行った方がいいかも

知れない」といってた。痺れは今も続いている。

 

 3、そして、また新たな問題がでた。去年の12月のなかばあたり

から、右足首の甲の処に、こぶ、が出来てしまった。ピンポン玉

を半分に切った位の大きさで結構大きい。別に痛くも痒くもないが

早速皮膚科へ行った。医師は、「ああ、これは関節の袋に水が

溜まったんだ、放っといても大丈夫」という。私は「放っといたら

しぼむでしょうか?」と訊ねると、「しぼむかも知れないし、そのまま

かも知れない、膿が溜まってんじゃないよ、それだったら赤くなって

痛いさ。痛くなったら来なさい。」という。私は見た目の体裁が

わるいので、さっさと治療してもらおうと思うのだが、私は糖尿病

なので、治療する時は針を刺すけど、感染の恐れがあるという。

これまた様子見である。

 

 ぼくは、病気と向き合ってゆく。ぼくは残りの人生をじぶんの

病気と向き合うことに捧げるのだ。天国の父さん、母さん、悦子

さん、そしてイエス様・・。