ぼくが、60年代、ウルQ、マンに目を釘付け

にされてた頃でした。TVに夢中になってる

僕に、父は怪訝そうな顔で、「この怪獣の

ぬいぐるみの中に入ってる人、ちゃんと

中から出ることできるのかい?」と言った。

ぼくは意外な感じしたので、「そんなの

当たり前じゃないか!着ることも脱ぐことも

簡単じゃないか!!」とムキになっていった。

 

でも、ぬいぐるみ着るというのは服を着る

とか脱ぐとか、そんな大ざっぱなもんじゃ

ないんだろう。少し前、ふなっしーとか

人気者だったけど、スーツアクターという

のは怪我とか病気とか絶えないのだろ

うか。60年代怪獣ブームだったころ、

ソフビとかプラモとか図鑑とかソノシート

とか怪獣グッズはバカ売れであり、ぼくも

しょっ中親にねだって買ってもらったけど、

怪獣のスーツの市販ってのはとうとうなか

ったなあ。

 

ちなみに、僕の父は当時ゴジラ映画

とかウルトラマンとか、「こんな子ども

だましの映画売れるのか?」と、思って

たという。