先々月だったかなあ、日中自宅の茶の間で姉が僕に
急に変なこと言って来た。何か心配してる様なのだ。
一昨日だったか、三日前だったか、姉が用事済まして
夕方うちに戻った時、僕はじぶんの寝室の布団で休んでいた。
僕は時々、お昼過ぎに寝てしまうことが、まあ、あるのだ。
それはいいのですが、姉は僕に用件あって僕を呼んだと
いう。しかし、僕は熟睡してたのか、いくら呼んでも起きなかっ
たという。 姉は起こすのを諦め、寝室の襖を閉めようと
すると、僕は急にがばっ!と上半身起こしたという。
しかし、僕はまた、すぐ横になって休みの続きをとったという。
姉は、それが不気味な気がしたらしい。「あんた、血栓切れるん
じゃない?」とか憂いてる様なのだ。
ところが、僕は全然憶えがないのだ。僕は「それ、本当なの
かい?姉さんの方がなんか勘違いしてるんじゃないのかい?」
と言ってやった。僕はその話を気にしてるとか、何か不安だという気持ちは
微塵もない。僕は相変わらず毎日真面目に働いてるし、ご飯も
沢山食べてるし、睡眠時間も時々昼寝をするのを含めてちゃんと
取っている。僕は風邪ひとつ惹いていない。それ以降僕は何も
問題起こしておらず、姉さんもいつの間にか忘れたようだ。
・・僕の話は何か自慢っぽく聞こえますでしょうか・・
・・それとも、ぼくのはなしは、やっぱりちっとも面白くともなんとも
ないですか・・(*_*)
一体、この件は何の意味があったんだろう
ぼく自身は、やっぱり、にんげんは生かされているのだなあ、と
一人悦に入っております。