ぼくわ、又、トモダチなくした


むかしの、こどものころ想い出してます


ボクがしょうがくせいのころ、昭和43ねんころだったかな・?


夜の九時から、フィルムのおとなむけ一時間の時代劇あった

わきやくのひとりに、くのいちのお姉さんいた。

なんだかわかんないけど、でだしのとこで彼女わ大木にしばりつけられ

猿轡もされてもがいてる


なんだったかな?主人公は中年のさむらいで奉行だったっけ・・

かの女は、そのしたうけの仕事やってたのかな

わるいことやってる侍たちがいて、かのじょはお上のいうことも

ちゃんときかないで、くわしい事情も知らんくせに単身でかってに

行動おこして、あっさりかえりうちにあったのだ

ちょっと彼女ははや合点、誤算、たんさいぼうだったのだ。


 主人公は、彼女に「このバカ、だからあれほどいったろう」とにがわらいして

かれは、イジワルして彼女を、なかなかたすけようとしない 彼女ははやく

たすけて、というそぶりをしきりにしてるのに・・

主人公は「もう、これにこりたら軽率なことはするなよ」と、やっとぐるぐるまきの

ロープを日本刀でバッサリ切断し彼女を救出すると、ゆうゆうとひきあげてった

彼女は手足が動くようになって、さるぐつわを自分でとると、ちきしょう!と

地面にたたきつけたのだった。彼女は言うまでもなくジャジャ馬で、少しでも

不省があるとすぐ短気になるのだが、無鉄砲なとこがあるのだ。女ドン・キホーテ

とでもいうべきか。


 でも、すてきなおねえさんでした。役演ってるひとは誰なのか?

 何というタイトルの時代劇だったんだろう?


 以上、ヒマを持て余してる僕は記憶の断片をたどっておりました。