伊藤 薫さん、ってご存知です? 85年の「ラヴ・イズ・オーヴァー」、

谷村新司さんの「Far away」の作詞作曲者のかたです。


ぼくは、80年代末ようやく長年の病気が治り人生の春を謳歌してました。

この頃僕はいまの仕事に就任し今年でもう27年になります。


僕は病気が直ったと同時に大の音楽好きになったです。

別に他意はないけど邦楽オンリーでした。とにかく本能的に音楽が

すきですきで仕方なかったです。ぼくはこのころからレコード店行って

今度、給料入ったらどのLPレコード買おうかなあ、と上機嫌で下見に

いったものでした。


ぼくは、レコードの時代から乱れ撃ちで商品買うとこありました。

当時の人気歌番組「ザ・ベストテン」で知った歌手のレコード聴いてましたが

この頃同番組は打ち切りになりました。


ぼくは、昭和62年か63年馴染みの店で、伊藤 薫氏のアルバム「君への道」

たまたま見つけ何気なく聴いたのですが一発で伊藤ワールドにハマったです。

男性の割りにハイトーンで澄み切った声、インパクトの強い曲。このかたは

メロディーの達人だと思いました。表題作のほかに「ヨーソロ」、「風恋歌」、

「しあわせをありがとう」、「つゆくさ」、「星の子守歌」・・。


 しばらくたって、伊藤 薫作品集、って出たです。でも全編唄ってたのは

水越恵子さんだったけど。本アルバムも「ほほにキスして」、「水彩画」、

「めぐり逢い、すれ違い」・・  「ほほに・・ は最近さんみゅ~。ってお嬢さん

グループがカヴァーしましたね。


 伊藤 薫さんは、やしきたかじんさん、伊藤敏博さん、因幡 晃さん、田中義剛さん、

石川さゆりさん、等々沢山のアーチストに楽曲を提供しており、小生はそれらの唄も

すきであります。やがて氏は平成の始め、2枚目のアルバム「少年へ・・」リリース

なさったです。  やがて分かったけど氏は財津和夫氏率いるチューリップ(心の旅)

のドラマーだったんですね。


 私にとっては、伊藤 薫氏は90年代前後カリスマ的なイメージがあったの

ですが、氏はその後特に目立った活やくもなく新曲も出さず、そうしてるうちに

もう平成も26年になり、私も価値観が多様化し、氏のことは忘れかかっております