60年代、週刊少年サンデーに連載されてた
「オバケのQ太郎」は、藤子不二雄氏の初めての
ヒット作だったそうですが、昭和39年から41年まで
続きました。
そして、小学館雑誌に昭和47年から2年ほど
「新・オバケのQ太郎」が始まりました。
僕の学校のクラスのやつは、オバQは旧篇は面白か
ったが、新、のは面白くないよ、と憮然としてました。
僕は、新、のほうはO次郎という魅力あるニューキャラ
が登場するし、ドタバタな内容になって相変わらず
読み応えあるじゃないか?・・と思ってましたが、
考えてみれば、旧Qちゃんは社会音痴を売り物にしてま
したが、思いやりがあり、よわい立場の人にはこころから
優しく、いつかのエピソードでは自分の責任のためなら
からだがボロボロになっても、最後までやり遂げた話も
あったっけ。 そして勇気もあり、当時一軒家に住んでた
正ちゃん一家にギャングふたり組が侵入しますが、Qちゃん
は少しも恐れず、バットを持って「ひとの家に入ってイバるな」
と逆襲するほどでした。
しかし、新Qちゃんは、見栄は張るわ、ホラはふくわ、
すぐダダこねて喚き出すわ、だらしなくて無責任、当然ゴジラ
とかこわもてするキャラにはまるで頭上がらない・・
最悪なキャラになっちゃってたなあ・・