【電子処方箋管理サービス運用ルール 一部修正】

2022年10月19日、厚生労働省の「健康・医療・介護情報利活用検討会」は電子処方箋管理サービスの運用ルールの整理案をおおむね了承し、
2023年1月に開始される電子処方箋管理サービスの運用を一部修正しました。
(2022年11月2日現在:1月の開始日は未定です)

主な修正点は6つあります。

①薬局でオンライン服薬指導を実施する際、処方箋の原本を薬局に郵送する代わりに、
 電子的に提出が可能になりました。

➁電子処方箋の使用期間は通常の処方箋と同じ(原則4日以内)に決まりました。

③救急医療及び災害時において患者の処方・調剤情報を参照できる仕組みを構築し、
 医療関係者は患者の服用している薬剤を知ることが可能になりました。

④リフィル処方箋、自費処方箋、医師の判断による分割調剤は電子処方箋の対象外になりました。
 ただし薬剤師の判断による分割調剤は電子処方箋の対象です。

⑤患者は実際に調剤された情報をリアルタイムでマイナポータルなどを通して服薬情報の履歴を閲覧・管理でき、
 電子版お薬手帳にダウンロードできる仕様になります。

⑥紙の処方箋を発行する場合でも、重複投与や併用禁忌の確認のために、
 処方・調剤結果を電子処方箋管理サービスに登録することになりま

した。