糖尿病の食事療法

糖尿病の治療・予防に役立つ食べ方として「ベジファースト」が推奨されています。

野菜を先に食べると血糖値が上がりにくいというのは事実ですが、それだけの血糖値を抑えるには毎食キャベツ0.5個から1個食べる必要であり、現実的ではありません。

そのため血糖値の高い方は筋肉の維持に努めることが大切で、筋肉の材料であるたんぱく質を十分にとる必要があります。

インクレチンというホルモンは食後に血糖値が上がりそうな場合にインスリンを多く出します。インクレチンは肉、魚を食べた時に多く分泌されます。

そのため、食べ方として①タンパク質の多い肉、魚を最初に食べる、②野菜、③炭水化物、果物の順で食べるとよいでしょう。

肉、魚でインクレチンを出し、野菜で糖や脂質の吸収を抑制し、血糖上昇に対する準備を完了し、炭水化物、果物を食べ、血糖値の上

昇を抑制させます。