病期とは、がんの進行の程度を表す言葉ステージと言う事があります。


病期はローマ数字が使用され、Ⅰ期(ⅠA、ⅠB)、Ⅱ期(ⅡA、ⅡB)、Ⅲ期(ⅢA、ⅢB、ⅢC)、Ⅳ期に分類され、8段階あります。


病期は、がんが胃壁の中にどのくらいもぐっているか(深達度)、リンパ節や他の臓器への転移によって決まります。

一般的にはⅢ期までは手術で切除が可能と言われております。



病期と患者様の状態等を参考にして治療方法が決まります。


がんの深さが粘膜下層までの場合

【早期胃がん】
がんの深さが固有筋層より深い場合

【進行胃がん】と言います。


がんが胃壁の内側から外側に向かって深く進むに従い、転移する事が多くなります。


治療前に検査により病期が評価され治療方針が決まりますが、手術の時にお腹の中を直接見て転移等がわかる事もあります。