作用と効果
カルシウム拮抗薬
血管壁細胞内へのカルシウムの流入を抑制して血管を拡張させ、抗高血圧作用と抗狭心症作用を示します。
高血圧症や狭心症の治療に用いられます。
カルシウム拮抗薬の中ではマイナーな薬である
使用上の注意
以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
高血圧症:通常、成人は1日1~2錠(主成分として20~40mg)を1~2回に分けて服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は3錠(60mg)までです。
狭心症:通常、成人は1回2錠(主成分として40mg)を1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
副作用
主な副作用として、動悸、頭痛、顔のほてり、発疹、かゆみ、歯肉肥厚などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・めまい、徐脈、胸痛 [洞不全症候群、房室接合部調律、房室ブロック]
・顔面蒼白、冷汗、ふらつき [ショック]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法
乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
まずは薬を飲む前に生活習慣の改善(飲酒・喫煙、運動不足、塩分摂取等)をして、血圧を毎日2回(朝、夕)測定して記録する事が大事である。