糖尿病の内服薬


αグルコシターゼ阻害薬

小腸で糖の分解・吸収を抑えて、急激な血糖の上昇を抑制する。

吸収は抑えるが総量は変わらない

食直前の服用、食後の服用は効果なし

ベイスン
グルコバイ
セイブル

ビグアナイド薬(BS薬)

肝臓から糖の放出を抑える
またインスリンの働きを良くする

メトグルコ・グリコラン
GEメトホルミン

ヨーロッパ、アメリカでは第一選択薬
代表:メトホルミン
適応:2型糖尿病

75歳以上は慎重に判断!!

単独では低血糖起こしずらい

飲み忘れた時は気がついた時に服用

乳酸アシドーシス注意ビックリマーク

初回投与、増量時に起こることが多い

悪心、嘔吐、腹痛、下痢等
進行するとけいれんおこる。
下痢になったら水分摂取必要
→脱水注意!!


チアゾリジン薬

筋肉肝臓などで
インスリンの作用を高める

アクトス
(1種類)

食事の影響受けない

最低7日間服用しないと効果は安定しない

開始量:15~30㎎
最大量:45㎎

禁忌:心不全

朝の飲み忘れ
→昼までに気がつけば食事に関係なく服用
、それ以後はスキップする

SGLT2阻害薬

腎臓で血液から尿への
糖の排出を促進する。

スーグラ
ファシーガ
ルセフィ
アプルウェイ・デベルザ
ジャディアンス
カナグル

低血糖を起こしにくい
一般名の最後にフロジンがつく

禁忌
重症ケトアシドーシス

尿量増加による脱水注意

高齢者はこまめに水分とる事が大切

副作用
皮疹、性器感染症注意ビックリマーク

服用中は尿糖検査陽性を示す

速攻型インスリン分泌促進薬

服用後短い時間で膵臓からの
インスリンの分泌を促進する。

作用時間:3~4時間
食直前投与
低血糖注意!!
SU剤と似ているので併用しない
箸を盛ったら服用ビックリマーク

スターシス・ファスティック
グルファスト
シュアポスト

スルホニル尿素薬    SU薬

膵臓からのインスリンの分泌を促進する。

現在、第3世代(アマリール)が主流
定期的な検査が必要
体重増えやすい

オイグルコン・ダオニール  体重増加
グリミクロン
アマリール

低血糖注意ビックリマーク

DPPー4阻害薬

インクレチンというホルモンの働きを強めて、インスリンの分泌を促進する。

インクレチン(incretin)は膵臓のランゲルハンス島β 細胞を刺激して、血糖値依存的にインスリン分泌を促進する消化管ホルモン

注射剤との併用問題なし

グラクティブ・ジャヌビア
エクア
ネシーナ
オングリザ
トラゼンタ   腎機能低下OK
テネリア       腎機能低下OK
スイニー
ザファテック
マリゼブ

GLP-1受容体作動薬

リベルザス
吸湿性が強い
ミシン目以外で切らない


■体重増加する薬

インシュリン
SU剤
チアゾリジン系(アクトス等)

■体重減少する薬

GLPー1(ビクトーザ)
αグルコシターゼ
SGLT2

体重減少は予後が良くなるアップアップ