便秘薬の種類
酸化マグネシウム、センナは江戸時代から使用されている。
■膨張性下剤
カルメロースナトリウム
バルコーゼ
コロネル
ポリフル
■浸透圧性下剤
酸化マグネシウム→大腸の水分を増やして便を柔らかくする。
腎機能低下している人
高齢者の使用に注意が必要
日本で最も使用されている
下痢になりやすい😭
稀に高マグネシウム血症の重篤な
副作用がある
PPIなどの制酸剤との併用で效果が低下する→必要に応じ疑義照会が必要
日本では1番使用されている
硫酸マグネシウム
重質炭酸マグネシウム
ラクツロース(モニラック)
ポリエチレングリコール
(モビコール配合内用剤)
適応
慢性便秘症
(器質的疾患による便秘は除く)
器質的疾患とは、
組織や細胞が、変形、変性あるいは破壊され、形が変わってしまうような疾患や疾病
組織や細胞が、変形、変性あるいは破壊され、形が変わってしまうような疾患や疾病
特徴
ポリエチレングリコール(マクロゴール4000)の浸透圧効果により腸管内の水分量を増加させ、便中水分量が増加。
便が軟化、大腸の蠕動運動が活発し排便。
海外のガイドラインでも推奨されている。
海外で1番使用されている
飲み方
水に溶かして服用する
1包あたり水60ml
水以外でもよいがコーヒー、お茶はかなりまずくなる![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
スポーツドリンク、飲むヨーグルトにまぜることも出来る。
用量
2~6歳
1回1包/日 最大4包
7~11歳
1回2包/日 最大4包
12歳以上
1回2包/日 最大6包
以下の場合、服用中止
皮膚のかゆみ、じんましん
のどのかゆみ、息苦しい
動悸等
モビコールは海外では小児の慢性便秘の第一選択薬
■刺激性下剤
センノサイド
プルゼニド
→大腸を刺激して便を出す
高い効果を期待できるが、
毎日使用すると耐性出る
習慣化しやすい![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
アローゼン
ラキソベロン
ピコスルファート
テレミンソフト
■上皮機能変容薬
アミティーザ
リンゼス
小腸(大腸ではない)で腸液の分泌を促進させて排便を促す新しい仕組み。
長所
習慣化しにくい
下痢になりにくい
高齢者に使いやすい
長期服用しても副作用が出にくい
短所
妊婦に使用出来ない
空腹時に服用すると吐き気🤮が出やすい
リンゼスは腹痛を伴う便秘、便秘型過敏性腸症候群に推奨
アミティーザは悪心の副作用が23%ある
■漢方薬
大黄甘草湯
■胆汁産トランスポーター 阻害薬
グーフィス
腹痛の副作用が18%と高く、
注意が必要
慢性便秘症で酸化マグネシウムで効果がない場合
高齢者、腎障害があり高マグネシウム血症に注意が必要な場合