I'll be 8(完) | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「遅くなってごめんな。」



日本を訪れた俺は・・・


章三と三洲と一緒に託生の墓を訪れていた。




託生はあの日から一度も姿を現さなかった。




「俺、今度日本支社の社長になるんだ。」



そう報告して墓の前に花をおいた。



「俺、精一杯生きてみるよ。だから・・・待っててくれ託生。俺がお前のところに行くまで。」



そう言って手を合わせる俺を・・・




章三と三洲は黙って見ていてくれた。





「行こうか。」




立ち上がった俺に






「お前の葉山バカはこれからも変わらないんだろうな。」






笑いながらそう言う章三と






「葉山もいい迷惑だろうな。死んでなおお前にまとわりつかれるとは。」






からかうような笑顔でそう言う三洲。









「いいんだよ、託生だってそれを望んでるからな。」






笑って見上げた空は・・







俺の心と同じ、曇りひとつない青空だった。












「I'll be there, Takumi」









いつか俺がいくその時まで、待っていてくれよ、託生。