喧嘩の仲裁。 | だいちとハッピーライフ~ADHD子育て日記~

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日々の些細な出来事や子育てで感じたこと等々を書いてます

昨日は通級の日で学校へ行っていた。最初のなわとびをするために教室の外へ出たところ、生活指導の先生らしいちょっと貫禄のあるS先生がやってきた。



内容は通級の前の行っていた朝マラソンが終わり、教室に戻る途中・・・だいちが同じクラスのF君に対し、何もしていないのに胸ぐらをつかみ暴言を吐き、そこに止めに入った1年生の子に対しても同じように胸ぐらをつかんで暴言を吐いたということでお友達に誤りに行こうという話しだった。



S先生、だいちと共に通級のY先生とわたしも同行した。



まずはだいちのクラスに行き、当事者のFくんを呼んで廊下の隅で話し合いをした。S先生はFくんに「何にもしてないのにだいちくんがいきなり胸ぐらをつかんで文句を言ってきたんだね?」と聞き、Fくんは「そうです」と答えた。



次にだいちに「Fくんがこう言ってるけど間違いない?」と聞くと、だいちは「Fくんがクラスで一番最初におりがみを考えたと言ったけど、最初に考えたのはRくんだからそのことを言った。そしたらFくんがだいちのことを大根!と言ってきたから、頭にきてやっちゃった」と話した。するとすかさずFくんが「1年3組の時に1番に考えたって言ってるのに、だいちくんは2年3組のことを言ってきたんだ・・・」と。



どうやら・・・Fくんは1年の頃の話しをしていたのに対し、だいちは今のクラスでの話しだと思ったとのことで、とても些細な行き違いによる喧嘩だったようだ。



あとは大根と言ったか言わないかの食い違い。だいちは「言った!」Fくんは「言ってない!」の両者ゆずらない言い合い・・・・



止めに入った1年生の子との関しては「ちび」と言われたと言ってたがそれは間違いないか確認されると「うるせぇ!黙れ!ファンキーちびと言った」と素直に認めた。



S先生は「Fくんがだいちくんに○○だよ~!と言った『だよ』を大根と聞き間違えたんじゃないか?」と言ってきた、だいちはしばらく考えて「もしかしたら・・・」と言いつつ、釈然としない感じでいた。すると、それまで黙っていた通級のY先生が口を開いた。



「F君はさ~普段からだいちくんに大根と言うことがあるよね?」と聞いた、F君は「ないよ!」と答えたがY先生は「え~言ってるよ。先生聞いたこともあるよ~」というとF君「・・・」何も言えなくなった。



そしてY先生は「普段はとてもやさしいだいちくんとFくんだけどさ~喧嘩してたり、頭にきてたりするとウワァ~ってなっちゃって、もしかしたらF君も大根って言っちゃったかもしれないんじゃないかな?忘れちゃってるだけかもしれないよ~?というとF君も素直にうなずいた。



これでお互い両成敗という感じになり、お互いに謝って仲直りし、その後1年生の教室にも行き、きちんと謝ることが出来た。



もちろん手を出したこと、また止めに入った1年生の子に対する態度はだいちが完全に悪い。でも「大根」と言われて嫌だったという原因がだいちの勘違いだけで終わらなかったことはだいちにとってスッキリしたことだろう。



なかなか喧嘩の仲裁というのは難しい。特に自分の子供こととなると・・・ね。Y先生のもしかしたら・・の言い方が責める感じではなく、とても上手な話し方でとても勉強になる一面だった。



これからも友達とのトラブルが多々あることだろう・・・だいちの気持ちを受け止めつつ、反省できるように話していけるようになりたいと思った。