今日は先日だいちが受けたWISC-Ⅲの検査結果を聞きに行ってきた。
『検査時の様子』
終始落ち着かない様子で途中、椅子に寝そべってしまったり…「つかれた~」などと言い、集中力の持続が大変な様子だったが最後までやめるという意思表示はなく、頑張って終わらせたとのこと。
『検査結果』
言語性のIQ114で動作性がIQ101、全体的なIQは109で全体的な能力は正常値とのこと。ただ得意な点と苦手な点に差があることがわかった。
●得意な点
【言語性】
耳から入る情報を正確に取り込み記憶する力が優れていて、言語的発達や単語の知識はある。
【動作性】
頭で考えたり、推理したり、目で見た様子を頭でまとめて理解することが優れている。また目でみたことを長期に記憶することや結果を予測する力はある。
●苦手な点
【言語性】
聞くことにおける短期的な記憶の力がやや劣っている。
【動作性】
指示に従うこと、事務処理の速さと正確さ、動作の敏捷性、見ることに関する短期的な記憶が困難である。
…という結果が出た。
今後はだいちの得意なことをより伸ばし、苦手なことは補う工夫をしながらやっていけたらいいと思う。
ただ臨床心理士の先生からは集中力がかなり厳しく、ちょっとの雑音でも注意がそれてしまうことから、授業に最後まで向かうことが厳しくなること、黒板の文字を写すことが速くできない可能性があるとのことから、薬で集中力を高めることも有効だと思うとの話しがあった。