花のように綺麗な飾り羽根。

羽根つきで遊ぶ子供達なんて、もう何十年も見かけていません。

浅草、午前10時過ぎの日曜日。
仲見世はすでに沢山の観光客がやって来ています。

羽子板市(歳の市)は、かつてこの仲見世が途切れたあたりから沢山のお店が並んでいました。

今は宝蔵門をくぐった先左側に移っていました。

定番、歌舞伎役者木目込細工人形羽子板。(まるで中国語のようだ。。)

さらに奥にも羽子板店が並んでいます。
30年以上前、大学生であったDaimalはこの羽子板店でバイトをしていました。 その頃は、もっと沢山の店が建ち並び、それは威勢のいい市でした。

やはりありましたね、この羽子板。
ちょっと安っぽいですね。 今時、PCとカラープリンターを使えば素人でも作れます。(著作権大丈夫なんだろうか?)

キャラクター羽子板。
某有名テニス選手なんかも居たりします。

普通は羽子板に価格は書かれていません。
総て交渉次第。 特別限定価格でこのお値段。 この程度の大きさと内容であれば、おおよそこの5倍が相場かと。。。

こちらのお店は、目立ったご時世羽子板はありませんが、お高い物が揃っています。

例えば上の写真の左下方を拡大。
羽子板に木目込まれている人形(木目込み人形)の生地が良い。
また立体的に表現するために、生地にあんこを充分に使っています。
そして、同じように見える顔も、もっと拡大すると目の表情が微妙に違うことから手書きだと思われます。

ピンクの「振袖」は、10万円では買えないでしょう。
(な~んて知ったかぶりしましたが、皆目見当が付きませんね。 縁起物は言い値ですから)
因みにこの木目込み人形(木目込み細工)、埼玉県の春日部市付近の名産です。
裏面にはしっかり絵が描かれています。
板は国産桐だそうです。

こっちの方が庶民的でいいんじゃない。

お正月といえばもう一つ、凧。
駄菓子屋さんで30円の凧を買い、中川の土手で凧揚げという、
小学校低学年Daimalの定番でした。

「印刷じゃなくて手書きなんだ」と外国人の会話が聞こえてきます。

午前11時過ぎ。
人の出も、更に増えてきました。

視界に入る人々の半分は外国人だな。。。

仲見世方向をズーム。
いったい何があるんだろうという具合に、満員電車なみの混雑!
群衆を撮影するのは嫌いじゃありません。
後で拡大してみると、色々な人が写っていて面白い。

外国人の和服着付けサービスでしょうね、これ。
けっこう見かけましたよ。

「ウォリーを探せ」状態。

豚玉焼き350円。 意外といける。
屋台のおばちゃん、私日本人ですので、いきなりジェスチャーじゃなくていいからね。 一応、日本語話せるから。

この後で、「青森いりこ中華そば」というのを、ちゃんとしたお店で食べましたが、久しぶりに美味しくなかった。

山形県村山市が定期的に奉納している大わらじが下げられた宝蔵門。
このまま夜も沢山の人で賑わうことで御座いましょう。
羽子板市は明日月曜までです。
12/18撮影@浅草浅草寺