イガの無い栗? マロニエだった。 | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 
 日曜日に成田を発って、その日の夕方にドゴール空港に到着したdaimal
ご一行様は、会社手配の乗り合いタクシー(ワゴン車)で一路オルレアンに
向かいました。(約2時間の移動です)
この季節は突然スコールのような雷雨がやってくるフランス中南部は、この日も早くホテルにもぐり込みたい我々の行く手をなんども遮ります。
(写真は丁度雨が止んだところ、降っていると真っ暗で写せない)
 
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 なんとか日曜日のチェックイン制限時間であるPM8時前には無事到着。
ホテルの名前は「ボンサイホテル」。 由来が盆栽であるかは定かではありません。。。
 
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 オルレアンでは催事があって、ミドルクラスのホテルはどこも満室状態。
私も初めて泊まる、ここボンサイホテルは格安ホテル。
いわゆるモーテル風。
町中で食事場所にも困らない良いロケーションながら、一泊39ユーロ。
確かに安いけれど、安いなりの設備です。
 
 まず狭い。
日本のビジネスホテルではありきたりのサイズですか、狭く感じる何かがあります。(超手ぶれ写真をご覧下さい)
 
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 僅か一畳程のトイレ一体型シャワールーム。
カーテンもないので、シャワーを浴びると、便器までびしょ濡れです。
「シャワーを浴びると、トイレの床まで流して綺麗になります」という合理的な設計(って、止めてくれ!)
 
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 洗面台&ミニクロークはトイレ&シャワールームと並んでいて、半畳くらいでしょうか。 問題は湯沸かし器が無い!
これでは持参した非常食である、カップ麺が食べられないではないか!
ましてや到着したのは日曜の夜。 レストランはほぼ絶望的。
近くに見えたマックに、みんなでトボトボでかける。
 
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 まぁこのようなホテルは今までも何度か経験がありますが、内装も老朽化しており、久しぶりのヒットで御座いました。
 
 一夜明けたホテルの駐車場で、ドラゴンフルーツの様な実を発見。
なんだろう。。。食えるのかなぁ。。(二枚目の写真右端に写り込んでいる木)
 
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 足元に落ちている実を見てみると、、、、えっ、、栗?!
 
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 同僚氏曰く「イガ無し栗ではないか」と。
昨年駐在中に、この街では栗の木があちらこちらにあって、立派な栗が
路上に散乱しているレポートをしましたが、確かにイガがありました。
こういう栗もあるんですね。
 
ー追記ー
  ブロ友さんに教えてもらいました。
  これトチの実だそうです。 一見栗のように見えてしまいました。
  (めんちゃんさん、ありがとう)
  ネットで調べてみると、セイヨウトチノキの実であることがわかりました。
  すなわち、おフランスではマロニエです。
  日本のトチの実に比べ、果実表面にトゲがあります。
  皆さんお騒がせいたしました。  m(_ _)m
  因みに、本当にイガなし栗って日本に実在することもわかってしまい
  ましたよ。
 
 今回の出張は短期濃密ハードスケジュール。
せめて料理写真でもと思いながらも、疲労困憊でこの程度のレポートで
お許し下さい。
 
9/30撮影@オルレアン・ラ・ソース