日曜は天気が下り坂と聞いて、今日は家内とお花見散歩。
まさか今回の帰国で見れるとは思っておりませんでしたが、私のスケジュールに合わせたようなタイミングで見頃を迎えました。
今年は早稲田付近の神田川両岸桜並木です。
大塚駅で都電荒川線に乗り換えて「面影橋」下車。 神田川沿いの桜は河面にこぼれそうなくらいに咲き誇っています。

よく見ると結構蕾も残っており、実際には九分咲きなのでしょう。


河面に向かって垂れ下がる枝で出来た桜のアーチ。
薄い花びらを透過してくる光に包まれると、意識の奥まで届いて来そうな気がします。

?? だれか私を呼んだ??

この界隈を流れる神田川はまるで断崖絶壁の下にあるようです。
梅雨などの豪雨期には、ここをあふれんばかりの濁流が流れ下ります。
かつては神田上水としてお江戸の水源であった川も、今では首都雨水排水の要であるようです。

寒い寒いと桜の季節を恋い焦がれ、ようやく暫しの夢に彷徨ったあと。
また現実の白日夢を追いかける日々が始まります。

あぁそうだ、椿山荘がすぐ近くにありますが、昼時は大混雑しますので、お弁当持参で江戸川公園などで使うのもいいと思いますよ。