公園内には、生きた蝶を見ることが出来る施設があります。
会社で話には聞いていたのですが、この公園内とは思っていませんでした

中は温室になっていて、「蝶々おじさん」が飼育箱から蝶を室内に放っています。 笑いながら眼鏡を拭く家族連れのマダムは、「大変よねぇ」(たぶん)と言って東洋人の見知らぬ私に会釈してくれます。
曇った眼鏡とカメラレンズを拭きながら、”結構田舎のフランス人って東洋人にも相応に対応してくれるんだぁ”と、ちょっとだけ嬉しくなりました。

透き通った羽が綺麗な蝶。
白と黒の胴体も優雅ぁ。

拡大・・・ステンドグラスみたいです。

おお、おなじみモンシロチョウ(おそらく)

スティルス機のようなアゲハ

これは羽型といい白いアクセントラインといい、シンメトリーで自信たっぷりの風貌が自然の造形力を見せつけてくれます。

一見蛾のような裏紋様の大型蝶(飛ぶと大人の手のひらサイズ)。
すばしこくてなかなか撮影させてくれません。(追跡なのでおおブレ)

追いかけたくなるのは、この鮮やかな表紋様。
誰しもが、この鮮やかなコバルトブルーの大羽の舞に魅了されます。
とてもすばしこい!
温室にいる誰もが撮影してやろうと懸命ですが、なかなか休まないし休んでも羽を閉じてしまうという思わせぶりが、さながら貴婦人の様です。

ここを訪れる方々は、意外にも綺麗な蝶々の舞いに暫し我を忘れてカメラで追い回しています。(デジイチだったらばっちりなのになぁ・・・)

明けてこちらの日曜日は、ものすごくいい天気でしたよ。
更に散歩と思っていましたが、差し迫った仕事があって断念。
コテージに籠もって資料作成の一日になりました。
そのうち、落ち着きましたら、トラムを使ってオルレアン中心街の景観でもレポートします。
4/7撮影@オルレアンのラソース