昨年9月にもUPした柴又帝釈天です。
前回の時には、帝釈堂(正面の本堂裏)にある彫刻ギャラリーは、そとのガラス越し
で皆さんに紹介しました。 今回は中に入って、帝釈天の内側を2回構成でレポート
します。
昨年UP
まずは正面ですが、ちょっとカラーバランスが崩れ、昔の絵はがき風発色。
この正面から靴と帽子を脱いで小上がりします。 ギャラリーは右手。
因みに、暑いからと帽子を着用されているみなさん。 脱帽が礼儀ですよ。

右手に(写真では中央)にギャラリーの入り口があります。
先程のところから、お堂を右に回って入ります。 奥のガラス張りが帝釈堂。
もちろん、空調効いてますので、ご心配なく。

このような一枚板からの浮き彫りが3面あります。

これ、ひと頃は野ざらしだったんです。

一枚の板から彫り起こす・・・。 気が遠くなる。


蘊蓄はこちら!
歴史的には意外と新しく、大正後期から昭和初期の作。
(昭和生まれには「以外と新しい」かもしれませんが、平成生まれには充分古い?)

屋根を支える龍。
口から火を吐く・・・違いますね、水の神様ですがら、水でしょうね。

あたなのお宅の窓、これくらい飾りっ気あると凄いとおもいませんか?

土台真上の、床を支える木組みにも龍が施されています。

下絵があるにせよ、立体的な構成は職人の頭の中。
3DーCADなんて足元にも及ばない? 今だったら、パーツ毎に造って組み立てるの
でしょうね。

暑い!
だれも居ない!!
折角人が少ないので、思い切り存分に撮影させて頂きました。

次回は庭園のご紹介です。
流石に団体さんなど、お昼近くになると観光客が沢山現れ、ちょっと慌ただしい
後半でした。
8/13 撮影@柴又帝釈天