最初はさりげなく通過してしまいそうになった、日の丸そのまんまの花。
周りには、色違いや花びらの形違いなど、南国を思わせる大輪の花が目立ちます。

花央を覗き込んでみると、ほぼ水平に伸びた軸に沢山のおしべが密集し、雌しべ
がひときわ長くツンと上を向いています。

横から見てみる。
雄しべ達も、上を向いているんですね。
雌しべだけがでっかくて長いのは、なにかの戦略なんでしょうか。

蝶が留まっています。
この姿から連想するに・・・・・・。
なるほど。 蝶の腹に付いた花粉が雌しべにくっつきやすいんですね、あの構造。

花央の奥を目指す蝶の腹が、必ず雌しべにくっつく!
蜜を求めて更に奥に入ると、雄しべの花粉が腹に付くんだな(多分ね)
蝶の発着デッキ風に出来ているんですね。

蝶の目線。
蝶も近づくとこんな感じに見えるのかな?

細く尖った額。
きっとアレにも何かの役割と意味があるんじゃないかと考えると、また眠れなくなり
そうです。(だから寝不足????)

おまけ。
ヤマボウシの実が色づいている木がありました。

8/6 撮影@高畠町