奥羽本線の福島-米沢間に「大沢」という駅があります。
米沢方面から自転車散歩で山道を登ると、「関根駅(まだ山じゃない)」を通過し「大沢駅」にたどり着きます。
「大沢」はスイッチバックの遺構とスノーシェイドがあり、片側が開けた景観から、さながら天空の駅のよう。
既に里山ではなく山里の駅は、見慣れぬ者にとって深呼吸したくなります。

ここは分水嶺ではありませんが(この先の「峠駅」付近)、吾妻山系と栗子山に挟まれた羽黒川の谷を望む
開けた場所にあり、空に浮かんだ駅のようなイメージを与えます。
上写真は、米沢側から福島方向を望む一枚。 右奥が駅舎で、手前側につながる鉄路は機材車両引き込み線
と旧駅舎に繋がります(別写真参)。 左側が本線のスノーシェイドで、このなかを山形新幹線も通過しています。

旧駅のホーム跡です(看板見れば判りますね)。 Topの写真は旧プラットホームから左側を撮影しました。
看板左の自転車が愛車です。

一つ前の写真撮影位置から振り返ると、このような風景になります。
集落のある道から更に登ったところに駅入り口があります。 真冬は雪に閉ざされてしまうのでしょうか?
撮影は5/8ですが、標高の高いこの辺りでは桜も見頃をちょっと過ぎた程度で綺麗に咲いております。

旧駅のプラットホーム。 先ほどの看板は、この右手になります。
いまでも列車が到着しそうな感じ。 真冬は・・・・・。

線路の終わり。
現役の頃、ここで列車を待つ人が居たのでしょうね。

朽ちた駅名看板。 よく見ると、フレーム上部は線路?
駅構内は「天空の駅@奥羽本線大沢駅 (2)」で紹介します。