冷えに苦しんでいる人にとって、遠赤外線という響きはとても有り難い言葉に聞こえるのではないでしょうか?それは時にはスイーツ以上に甘美な響きに聞こえるかもしれません(って大袈裟ですかね?)
ところが遠赤外線にもピンからキリまであるって知っていましたか?
遠赤外線が全て皆さんがイメージするようなものではないんですよ。だから同じ遠赤外線ヒーターでも、温まり方が機種によって全然違うんですよ。
どうしてそんなことが起きるのか?
遠赤外線とは、4~1000μmの波長帯のことを言います。
その中で体に浸透しやすい波長帯は4~14μm前後のものだけなのです。
つまり遠赤外線と言われるものの中のわずか1%にあたるものだけが、体を芯から温めてくれるものなのです。
だから暖房器具を買うときにも、店員さんに「遠赤外線って言うけれど、この機械の遠赤外線の波長帯はいくつなんですか?」なーんて聞いてみるのも良いかもしれません。
それできちんと答えてくれて、その波長帯の機械をお勧めしてくれる店員さんなら信頼できますよね。
ちなみにこの波長帯の遠赤外線は、一般的に育成光線と呼ばれています。
一般的に、育成光線と呼ばれている波長帯の遠赤外線には暖める作用以外にも、成長を促進させる作用と痛みを緩和させる作用があるといわれています。
ちなみに人体からも育成光線が出ているんですよ。知っていました?
お母さんが子供のいたがる箇所を手でさわったりさすったりすると、痛みが楽になったりしますよね?それは育成光線が作用していると言われています。治療をするという意味の言葉の、手当の語源はそこからきているんですよね。
昔の人は文字通り手を当てることで痛みを緩和したり回復を早めていたのだと思います。
お母さんは子供とたくさん触れあって、たくさんさすってあげたらお母さんの育成光線で子供がもっともっと健やかに育つのかもしれませんね。そういう意味でもスキンシップって大事ですよねー