冷えることによって内臓の機能が低下していきます。
特に脳や心臓から離れた箇所から機能が低下していくと言われています。
体温が低下すると言うことは動物にとっては死が近付いていることを意味します。
弱い動物は、体温が低下し運動能力が低下すると餌になる確立が高まります。
そして強い動物が運動機能が低下していけば餌に逃げられる確立が高まります。
人間の場合は、体温が少し下がったからと言って飢えたり殺されたりはしませんが、動物の頃のDNAは残っています。
その為、冷えて機能が低下してもすぐには死なない部分から冷えていきます。
脳や心臓は最後まで冷えませんが、手足は真っ先に冷えていきます。
次に冷えていくのは内臓の中でも脳や心臓から最も遠い生殖器です。
自分の命を守ることが次世代に命を繋げることよりも大切だと本能は感じているのではないでしょうか・・・
つまり体温が低下する不妊をはじめとする子宮系のトラブルが増えていきます。男性の場合は無精子性の増加がそれにあたるのではないでしょうか?
ちなみに次に遠い部分の大腸や前立腺においても近年ガン患者の増加が増えていることは皆さん御存知ですね。
それだけ冷えは怖いんです。単に手足が冷たくて困るとか、肩こりがひどくてこまるという問題だけではありません。
ですから産婦人科に行っての不妊治療も大切ですが、その前にご自身で出来る不妊治療として体温を上げる努力をされた方が良いと思います。
食事や漢方なども良いですね。
私共では岩盤浴での冷え対策をお勧めしています。
身体の内部から上質の遠赤外線で温めることは、冷えの対策として非常に有効です。
まだまだ寒い日が続きます。
ご自身にあった冷え対策をしっかり見つけて下さいね。