今では「猫と暮らしていた人」という過去形になってしまう悲しい私ですが、クロピと過ごした12年2ヶ月に積み上げられた実績(?)はとても素晴らしいものです。
これについて書き出すと、とめどなくなるので小出しにしていきますね。笑
今回はブログのタイトル通り、クロピのホロスコープと冥王星について語ります。
猫にも西洋占星術って使えるの?
そう思った、そこのあなた!
使えるんですよ、それが!!
私も最初は「人間用のものだからなぁ」と考えていました。
それに、惑星の運行と猫生平均15年とじゃ、サイクルが短すぎるし。
でも、ふと思い立ってクロピと出会ったときのホロスコープに、クロピが旅立ったときの星の配置を重ねてみました。
※特定の日時のホロスコープのことをトランジットといいます
絶句。
驚愕。
冥王星は死と再生を象徴とする星。
土星は試練と忍耐を象徴とする星です。
私は山羊座生まれです。
土星は山羊座のルーラー(支配星)で、冥王星とメジャーアスペクトが多いホロスコープの持ち主なんです。
その上、MC(ホロスコープの一番高い所)に冥王星がどっしりと乗っています。
そんな私を飼い主として選んだクロピは、冥王星と土星の影響を強く受けていました。
冥王星の有無を言わさぬ変革や再生。
土星がもたらす試練にも耐えて乗り越えてきた。
まさに冥王星山羊座時代を生きた猫でした。
※わかりやすくこのサイトのホロスコープをアップしましたが、このとき冥王星は土星とセミセクスタイル、土星は土星とインコンジャンクトというマイナーアスペクト(小さな感受点)を持っていました。
マイナーアスペクトも決して無視はできないものですが、今回は私が受けた強烈な印象をお伝えしたくて、あえてメジャーアスペクトだけに焦点を当てています。
クロピの本当のお誕生日はわからないので、出会ったときを誕生日と見立ててホロスコープにしました。
飼い主となる人と出会ったときに、その猫(動物)の運命は決まると言っても過言ではないからです。
飼い主によって、与えられるフード・共に過ごせる時間帯・愛情や信頼関係の結び方が変わってきますよね。
もちろん、その子の命はその子のもので、飼い主のものではありません。
動物はみんな、「生きられる時間」を精一杯生きているのだから。
生存本能と飼い主への愛を抱いて。
クロピと同じく2007年の秋から2008年に生まれた動物たちは、冥王星山羊座時代を最も長く生きてきた子たちです。
それ以降に生まれた子でも、飼い主や保護主の運勢に左右されるところはありますが、生きるか死ぬか、過酷な思いを経験した子が多いのではないでしょうか?

