猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
今夜は前回の続きを書きます。
何度もトイレに通っては、「ノワーンノワノワ」と異変を訴えてくるクロピ。
何事かと、何度目かのおしっこの際、尻尾の付け根をヒョイとあげて、その様子をみてみました。
おしっこがチョロチョロとしか出ていない!
1回あたりの尿量も少ない。
真っ先に浮かんだのは膀胱炎。
尿路閉塞や尿路結石かもしれないと思うとゾッとする。
とにかく排尿障害を起こしているのは間違いない。
間の悪いことに、トイレに通いはじめたのは日付が変わって木曜日になったばかりのことだった。
かかりつけの動物病院は休診日。
緊急を要する状態になれば、救急外来も検討しよう、そう考えていた。
木曜日の排尿回数は16回(普段は5回)。
尿の総量はいつもより少し多め。
1〜2時間おきにトイレにいく。
最長で3時間しか寝ていない。
眠れぬ夜があけた。
外は小雨が降っていて、クロピは「アオーン、アオーン」と、キャリーバッグの中で心細げに鳴いていた。
家をでる直前に採尿して、ジプロックに採尿した日付と時刻を記入したものを持参し、受付で提出。
待合室にはいろんな犬がいた。
他に猫はいない。
到着するなりクロピは私の方を見て「ミャオー、ミャーン」と珍しく鳴きまくる。
キャリーバッグの蓋を開けて室内を見せると興味津々で、時々こちらを向いて「ミャー、ミャオーン」と報告してくるけど、何を言っているのかはわからないのがもどかしい。
やっと順番がきて診察室へ。
クロピは自分の主治医が登場するなり、『いたいことする あのしろくまか!』とばかりに、「フーシャー!」言っている。
命の恩人でもあり、いつも先生に元気にしてもらっているというのに、なんたる挨拶を…(ノ_<。)
毎回会うたびに「フーシャー!」言ってるんですが。
そして告げられた病名は、
細菌性膀胱炎
やっぱりそうかー!
膀胱炎のつらさは身をもって知っている。
あの残尿感はたまらない(´Д`|||)
尿検査で細菌と白血球(の死骸?)が出たので明らかであると。
ついでに尿タンパクも下りていて、尿比重は1.016とかなり薄くなっていた。
慢性腎不全だから、納得の数値ではあった。
それにしても、12歳で生まれてはじめて膀胱炎になるとは!
先生曰く、「猫は自分でお尻をなめて綺麗にしても大丈夫な動物です。
雑菌が膀胱に入り込もうとしても、普段はバリアを張っているので膀胱炎になることはありません。
免疫力が落ちてバリアが弱まると、雑菌に負けて膀胱炎になります。
そのバリアを作っているのはコンドロイチンなんですよ」
コンドロイチン不足で細菌性膀胱炎になってしまったらしい。
抗生剤を毎日飲ませるのは大変なので、効果が2週間持続する抗生剤を2種打つことになった。
背中にしたその注射がかなり痛かったらしく、「ギニャー!」とクロピは叫び、すかさず振り返って先生に「シャー!」
私は「よく我慢したね、いい子だね、クロピ」となだめ、キャリーバッグに戻した。
処方箋はコンドロイチンのサプリメントを2週間分。
慣れるまでは1/2包を与えることになった。
帰宅するなりクロピはトイレへ。
キャリーバッグには二重にペットシーツを敷いていたけど、診察台にも漏らさなかった。
そして声高にご飯の催促をし、わしわし食べて、お水も飲んで元気いっぱい♪
「ボールであそぶ!」と鳴くので、お気に入りの毛玉ボールを投げてやると、1時間20分も遊んでいました(その間休憩数回)。
途中、初めて毛玉ボールを口にくわえて移動していました!それも3回も!
可愛かったんですよー♡
写真を撮り損ねて、すっごく残念です(´_`。)
こんなに元気に遊びまくるクロピを見るのは何ヶ月ぶりのことか…うれしくて私も一緒にテンション上がりまくりでした(*´∇`*)
あれから数日、症状はかなり落ち着いてきました。
即効性はないけれど、先生ができるだけストレスを与えない治療法を選んで下さって有り難く思っています(´▽`)
まわりを見回して気がそれているうちに、写真を撮りました。
キャリーバッグの中で寝っ転がっている姿も撮ればよかったなー。
