大雨と猫の厳しい現実 | 猫と占いの小部屋

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

今回の台風は大型でしたね。
被害に遭われた方々へ、お見舞い申し上げます。


一ヶ月ぶりになるかな、昨夜個人でTNRをされている方(以下マダム)にお会いした。
東日本を中心に台風19号の影響で避難勧告が出ていたり大変な夜だった。
こちら関西では雨雲も去り、余韻が風に残る程度になっていた。


私「関東の猫さん、心配ですね。特に外で暮らしている猫さんが」
マダム「今回もたくさん死ぬわよ」
私「そう…ですね。大型の台風が来ると人も亡くなっていますから」
マダム「河に流されたりして、たくさんの猫が死ぬわ」
私「…河も氾濫しますしね」


たくさんの猫が死ぬ


マダムはハッキリとそう言った。
険しい顔で。


激しい雨風を、多くの野良猫たちはどうしのぐのだろうか?
地域猫たちは昔のクロピのように、誰かの家に避難できているだろうか?


その程度しか考えていなかった私は、マダムのリアルな発言に半ば言葉を失っていた。


外の猫さんたちは死んじゃうんだ…


こんな大型台風を、どこでどうやってしのげるというのか。
だからこそ猫さんの保護活動をしている方々が、台風が来る前に忙しくされているというのに。
私は厳しい現実を直視していなかった。


雨まじりの風の強い昨日、クロピはよく眠っていた。雨の日はよく眠る。
私も雨が降っていると眠くなるから、なんとなくクロピの気分がわかるような気がする。


地域猫時代は、よく雨宿りがてら私の部屋に泊まっていった。もちろん台風の日は昼間から家に上げていた。
雨が降ると私の部屋の前で、大きな声でミャーミャーと「おうちにいれて!」って鳴いていたものだ。
そして次第に雨が降っていなくてもクロピは泊まっていくようになった。


外で暮らしている猫さんみんなが、当時のクロピのように大雨や台風をしのげる家があるとは限らない。


台風や大雨の日だけでも、地域猫をはじめ外にいる猫さんたちを、スペースに余裕があれば家の中に保護してほしいと切に願います。

{E01919AE-A16D-4F2D-B0DE-5B5CDBE34D1A}

(画像はこちらからお借りしました↓)