>いつまでも変わらずに不死鳥のように生きてそばに居てくれることをどこかで私は思っていたのかもしれない
いつも慢性腎不全用のフードやサプリメント、治療方針など参考にさせていただいています。
ちぇりママさんのブログを拝読して、シニア猫と過ごす心得というものを考えさせられました。
ありがとうございますm(_ _)m
クロピと出逢って10年くらい経つ。
今ではお互い側にいて当たり前の存在になった。
その「当たり前」である幸せには限りがあるもの。
いつかは終わるこの幸福な日々。
わかってはいるけど、私に覚悟なんて全くできていないと思う。
飼い猫の平均寿命は15歳。
平均寿命まであと何年あるのか、パッと浮かんでくる数字を頭の中で消してしまう。
だって、人の寿命がそれぞれ違うように、猫だって違うと思うから。
近所に住んでいたシロちゃんは、喉頭ガンを患いながらも19歳と3ヶ月という長寿を全うした。
お隣のクロタンだって、不慮の事故に遭わなかったら20歳の誕生日を無事に迎えていたかもしれない。
子供の頃に友達が飼っていたサバトラのミーちゃんも、18歳まで元気に生きてた。
…結局私はご長寿な猫しか身近に知らなかっただけなのかもしれない。
クロピと出逢った頃、猫の寿命は20年だと思い込んでいたから、今でも折り返し地点にいると考えてしまう。
正直に言うと、クロピが旅立つ日が来るのが怖い。
寂しいなんて、哀しいなんて、とても言葉じゃ尽くせない。
後悔だっていっぱいするような気がする。
あと何年一緒にいられるかなんて、考えるのはよそう。
今日、一緒にいる幸せを毎日重ねていけばいいんじゃないかな。
私もクロピも限りある命を持つ者であるのに変わりはい。たまたま同じ時代に出逢えて、こうして共に在る。
「いつまでも一緒にいたい」と思えるほど愛しい存在になってくれた。
たくさんの猫がいて、たくさんの人がいる中で、出逢うことができた。
もうそれだけで奇跡だよ。
