今回は自己紹介も兼ねつつ、猫紹介をさせていただきますね
我が家の黒猫は、仔猫の頃からご町内のみなさんに可愛がられていました
朝ごはんはAさん宅、お昼のオヤツはBさん宅、夕食は私の家、夜食はCさん宅、寝場所はDさん宅の前庭といった風に。
また、オヤツなど小腹が減った時に立ち寄るのはEさん他3名と、多くの家を渡り歩いておりました。
某町半径100mの範囲で、ご飯をあげない人々からも「クロちゃん、可愛いねぇ」と毎日声を掛けられて、まるでご町内のアイドルのようでした


他にも地域猫はいたのですが、顔の広さというか人脈(?)の多さで、この子は目立つ存在だったのです。
ある方は自宅で飼おうとして部屋に閉じ込めたところ、あえなく脱走されてしまったとか。
そんなアイドル猫が、なぜか私の家に泊まるようになったのは、生まれて初めて猛暑を経験した年の秋。
トイレを設置すると気に入ってくれて、わざわざ用を足しに戻ってきては出かけるようになりました。
そして数ヶ月後に体調を崩し、病院へ連れていくと重篤状態に陥っていることが判明!
ご町内のみなさんと相談した結果、私が飼い主になることに決定しました。それ以来外出禁止令を発令し、現在に至ります。
元々動物は大好きですが、子供の頃に飼っていたのは犬で、猫を飼養したことはありません。
この子の命に責任を取れるのか、最期まできちんと面倒を見られるのかと物凄く悩みました(当時「猫は最低でも20年は生きる」と思い込んでいたので)。
私はもう入院するような事態に陥ってはならないし、事故にも逢わないように出掛けるときは細心の注意を払わなければーー
ペットシッターを二人確保し、万が一に備えたうえで、覚悟を決めて我が家に迎えた次第です。
家はお世辞にも良い物件とはいえず、どちらかといえばボロボロ(^^;
この子のお世話をしていた方々の中で最も環境は良くないだろうに、どうしてこの子が我が家を選んだのかはわかりません。
だけど、共に暮らす日々を重ねるうちに、この子にとって我が家は居心地が良いのだろうと思うようになりました。
私がこの子を引き取ったというより、この子が私を選んだのでしょう。
ご指名されたからには、全力で彼女のお世話をしたい!なぜなら彼女は私の恩人(恩猫?)でもあるからです(´▽`)
