1着  インティ

鞍上は、他に行く気のある馬が居れば、2番手でもというスタンスで、スタートしたが他に追い掛ける馬も居らず、スーッとハナへ。
スタートから終始競りかけてくる馬も居らず、直線まで楽な逃げ。
直線でもまだ余力充分。快勝だった。
鞍上のペースの作り方も絶妙だった。
最後の直線では、まだ遊ぶ処を見せていただけに、集中力が増してくればまだまだ強くなりそう。


2着  ゴールドドリーム

好位からレースを進めて、直線では、勝ち馬に迫ったが、捕らえきれず2着。
今回は、武豊騎手とインティのペース作りにしてやられた形だが、G14勝馬として力は示した。


3着  ユラノト

ゴールドドリームと道中ほぼ同じ位置でレースを進めて、直線は内を突いて3着。
内枠を生かして、能力を最大限に生かした鞍上の好騎乗が光った。
昨年秋頃からグングン力を付けており、これからの活躍が楽しみ。


4着  モーニン

好位でうまく流れに乗って粘りこんだ。流れも向いた。
ただ、既に7歳で、G1を制した頃に比べると、力の衰えは否めない。


5着  コパノキッキング

道中、最後方で脚をを溜めて直線で追い込むも5着。
もっと前で競馬をしてれば、差は縮まっていた気もするが、けして、ベストではないマイル戦で距離を克服するには、あの作戦が最適だっただろう。
これからは、ベストの1200㍍での活躍に期待したい。


その他では、東京大賞典勝ち馬オメガパフュームは、直線全く伸びず10着に敗れた。大外枠が響いた影響もあるが、本質的には、2000㍍がベストか。
昨年の覇者ノンコノユメは、スタートで大きく出遅れ。いくら後方からのレースを進めるタイプでもあそこまで出遅れてしまっては厳しい。