今年は

62勝2着53回3着71回4以下629回

勝率.076連対率.141

重賞勝ち

共同通信杯(オウケンムーン)
オーシャンステークス(キングハート)
関屋記念(プリモシーン)

の3勝だった。


怪我で休養した後、成績が下り坂で厳しい状況が続いている。
 
今年は特に、秋競馬で重賞勝ちがなく全体的に流れも悪く、他馬の斜行の煽りを受けたり、展開が向かない等、負の連鎖に陥っていた感じがした。


G1騎乗も少なく、不本意で厳しい一年だった。

ただ、師匠の藤沢和雄調教師の通算1400勝を、決められたのは師匠孝行になった。
藤沢和雄調教師とは、フリーになった後も、北村宏司騎手自身が他馬に騎乗している時でも、藤沢和雄厩舎の馬が出走していると、パドックでは、一番最初に挨拶に行くほど。

昔に比べると、デビューして数年で、ほぼ喧嘩別れしたフリーになり、関係が切れてしまうという騎手が多い中では、貴重な師弟関係と言っていいだろう。

パドックでは、その場にいる馬主、調教師等と挨拶する事を欠かさず、少しずつ信頼関係を築いている。

馬群を捌く技術や、ペース判断等は、リーディング上位の騎手とは、見劣りする処はなく小さいレースでも、地道に結果を残していけば、大きなレースに繋がる。

来年は、オウケンムーンやキタサンバルカンなど先々が期待出来るお手馬が多く、今年以上の成績を期待したい。