Whakapapaiti Stream (Whakapapaiti Vally Track)
このところ天候が不安定です。
こういう日に山歩きにご案内するのは、ガイドのせいではないとはいえ、
ちょっと申し訳ない気分になってしまいます。
それでも、そのときの気象条件やお客様のコンディションにあわせて、
できるだけ楽しんでもらえるコースをアドバイスし、
ご案内させてもらっています。
この日も、本当はトンガリロクロッシングをご希望のお客様。
トンガリロクロッシングは、トンガリロとナウルホエの尾根を越えて
縦走するコースで、標高2000m近くを歩くことになります。
このコンディションでは視界も無く、
せっかくの雄大な景色も楽しめません。
今回のお客様にはバックアッププランとして、ファカパパイティバレイ
トラックの1日トレッキングを提案させてもらいました。
ファカパパイティバレイトラックは、前半は、ルアペフの裾野に広がる
常緑の山ブナの深い原生林を歩き、
高山植物が多く分布する溶岩台地の湿原、
さらに山ブナの森林限界を超えたあたりから、
ルアペフの溶岩がごつごつした火山帯の山岳地形を歩くことができる
という変化に富んだコースです。
このコースだと、標高の一番高いところで1550mほど。
雨に降られることはあっても、まだ視界をさえぎられるほどの
コンディションではありません。
それに、前半のブナの森は、多少の雨にはシェルターになります。
雨の日のブッシュウォークも・・しっとりとしていい雰囲気です。
この写真は、このコースの難所、川を越える場面です。
水量が少ないと、岩と岩をジャンプして渡ることができるのですが、
このときは、少し水量が多く、膝元まである川を
渡ってもらうことになりました。
こういうコンディションも嫌な顔ひとつせず、しっかり楽しんで
もらえる、とても素敵なみなさんでした。
次回はぜひ、いいコンディションのトンガリロ縦断に行きましょうね。
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