風の時代に逆行するかのように、「持つ」暮らしをリリースする平成一桁生まれの若手おばさん。不便な里山生活に辟易したゆえに上京してから干支一回りくらい経つわけですが、勉強に研究に仕事にと忙殺されて社会からのフェードアウトを決めたのが今年の年明け。これまで何ともなかったのに、急にホームシックを患った。

真ん中っ子で母親は弟に取られていたから、わたしはいつも祖母にべったりだったんだけど、ほんといつもニンニクと漬け物くさかったんだよなぁばあちゃんのクリームパンみたいな手。


«ぬか床の材料»

・生ぬか1kg

・水   1ℓ

・塩   130g

・干し椎茸    1枚分(適当に割っておく)

・実山椒    10g

・鷹の爪    2本分くらい

・かつおぶし 8g

・昆布    15センチくらい(適当に切っとく)


・捨て漬け用の野菜  適宜



«作り方»

ぬかと水を合わせる。


柔らかめの味噌くらいの固さを目安に水は加減しながら入れる。

今回は800ml弱しか使わなかった。


塩、干し椎茸、実山椒、鷹の爪、かつおぶしを加えてよく混ぜ合わせる。


容器の底に昆布を敷いて、その上からぬかを詰める。


ぎゅうぎゅう


捨て漬け用の野菜、今回はにんじんときゅうりと大根とキャベツ。


ぎゅむぎゅむ


埋める。終わり。


最初の10日は1日2回朝夕天地返しをして、捨て漬け野菜の交換は3~4日後。美味しく漬かるぬか床が出来るまでは約1ヶ月。愛でて育ててみる次第。





出番のなかった人。

余った野菜ははいどーぞーー。