2011年10月1日(土)のデイリー放射能報告
こんにちは。
10月1日(土)のデイリー放射能報告をさせて頂きます(16:52)
◆ 本日のトピックス1
『東京都に対し「放射能入れるな」苦情多数』
岩手県の被害廃棄物の受け入れを発表した東京都に対して、
反対のメールや電話が寄せられている。
都環境局によると、受け入れ発表の9月28日夜以降の意見数は、
以下のとおり。
29日: 162件(電話129件、メール33件)
30日: 283件(電話222件、メール61件)
大半が「被災地支援も分かるが、子供がいて不安」、
「放射能を入れてくれるな」などと受け入れに反対する内容という。
30日には岩手県と都が災害廃棄物の処理基本協定を締結。
宮城とも同様の協定を結び、
岩手、宮城合わせて50万トンほどを受け入れる方針。
*産経 http://bit.ly/nYNKJ9
*写真はNHKニュースより
◆ 本日のトピックス2
『陸前高田市 仮説住宅でプリクラ』
岩手陸前高田市の仮説住宅にプリクラの機械が持ち込まれ、
子どもや家族連れが撮影を楽しんだ。
東京の写真家やスタイリストのグループが用意して、
被災地をまわっているという。
「久しぶりに友だちどうしで撮影ができた。
陸前高田では機械が流されたので、この写真を大切にしたい」との
女子生徒の声も。
NHKニュースhttp://bit.ly/oUszzd
◆ 本日のトピックス3
『玄海漁連、九電からの7億支援「約束は一切ない」と回答』
玄海漁連は30日、九州電力から玄海原発周辺13漁協と漁連への
7億円の支援金に関して、「約束も支援金以外の援助も一切ない」と、
口頭で回答。
公開質問を提出した漁業者らは、「資金援助は報道で知った」として、
近日漁連と九電に対して、文書での回答を求める質問状を提出する。
関係者は、資金援助はプルサーマルの補償金という話も聞いたという。
*佐賀新聞情報コミュニティひびの http://bit.ly/pchmo0
*写真:プルサーマル反対を訴える漁船団 http://bit.ly/oT22xA
◆ 本日のトピックス4
『帰還完了へ道険しく…避難準備区域解除されても』
東電福島第1原発から半径20~30キロ圏内の「緊急避難準備区域」が
解除されたことで、課題が表面化している。
一つは、「解除よりもまず除染が先ではないか」との声。
他にも、医師が戻らない、子どもが戻らない、という問題もある模様。
年間被ばく線量が5ミリシーベルト未満の地域の除染については、
除染費用の自治体負担という政府の方針には、各自治体から
非難がでている。
Yahoo!JAPANニュースhttp://bit.ly/o59NLH
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月30日(金)のデイリー放射能報告
こんにちは。
9月30日(金)のデイリー放射能報告をさせて頂きます(10:25)
◆ 本日のトピックス1
『配布されなかった安定ヨウ素剤―福島原発事故後の混乱で』
安定ヨウ素剤は、放射線にさらされる直前~2時間の服用が最も効果的だという。
しかし、事故現場付近の自治体では、そのほとんどは配られることがなかった。
配布には、政府の指示を待つことが規定されているらしい。
配布の責任者だった福島県職員らは政府からの指示を待ち続けたが、
事故から5日目まで錠剤の配布、服用は命じられなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナル http://p.tl/pe3M
◆ 本日のトピックス2
『福島から人口流出続く 総務省、6~8月人口移動』
総務省による、29日人口移動報告による公表。
震災で大きな被害を受けた3県のうち、
岩手と宮城が転入超過に転じたのに対し、
福島は、7828人の転出超過。
震災というよりも、福島原発事故による人口流出が実態が
浮き彫りになった模様。
中日新聞 http://p.tl/-751
画像:So-net http://p.tl/CdiO
◆ 本日のトピックス3
『日本弁護士連合会 緊急出版「原発事故・損害賠償マニュアル」』
「うつくしま」と呼ばれる福島の大地がよみがえり、
被災者の生活が再建されるよう、当連合会は全力を挙げることをお約束します。
帯には、そんな弁護士会会長の言葉が並ぶ。
これまでの公害事件や薬害事件における損害賠償請求の成果と、
原発事故の特殊性を踏まえた、129のQ&A集。
増大が予想される原発事故に伴う損害賠償請求に関係する全ての方にとって
参考となる一冊。
共同通信PRワイヤー http://p.tl/qwQZ
◆ 本日のトピックス4
『事故直後、原発画像隠し? 枝野氏「東電に公開求める」』
原発事故直後の周辺の画像を、東電が隠していた疑いが29日、
参議院予算委員会のやりとりで浮上。
事後前まで東電は、サイト上で当時の施設周辺の様子を公開してきた。
しかし、事後直後は、1時間に1回、静止画像を更新していたのみに
なったという。
加えて、この静止画像についても、事故直後からしばらくは
パスワードを入力しないと見られないようシステム変更されたという。
アサヒコム http://p.tl/mus2
画像:アサヒコム[原発] http://p.tl/N_Dp
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月29日(木)のデイリー放射能報告
こんばんは。
9月29日(木)のデイリー放射能報告をさせて頂きます(19:52)
◆ 本日のトピックス1
『東京都、震災のがれき受け入れへ』
東京都は29日までに、東日本大震災で発生した岩手県の
災害廃棄物を受け入れることを決めた。
被災3県の廃棄物を東北以外の自治体が受け入れるのは初めて。
来年3月までに、1万トン超の廃棄物を都内に運び、
民間施設で焼却処分する。
処分後の灰は、東京湾埋め立て地などに埋め立てる。
事前調査では、がれき付着の放射性物質は1キログラム当たり68.6ベクレル。
「基準値(同8千ベクレル)を大きく下回っており、
受け入れに問題はない」(都環境局)という。
*日本経済新聞 http://p.tl/K0OD
◆ 本日のトピックス2
『原発賛否の投票数の差、少なく公表 エネルギー庁』
経済産業省資源エネルギー庁が、
九州玄海原発の運転再開について説明したテレビ番組で、
番組への投稿意見数を少なく公表していたことがわかった。
公表されたのは、途中集計だった。
公表(=途中集計):589件。内訳(賛成286、反対163、その他140)
実際(=最終結果):706件。内訳(賛成302、反対241、その他163)
このうち、九電などの「賛成やらせメール」は141件。
これを除外しても原発賛成が上回るが、
賛否の差は、途中が18件、最終が80件ということになる。
*アサヒ・コム http://p.tl/zoN1
*画像:資源エネルギー庁 http://p.tl/wnQu
◆ 本日のトピックス3
『スイス、34年目標に脱原発…段階的に5基廃止』
スイスで、2034年を目標に脱原発を進めることが決まった。
上院が28日、国内に5基ある原子炉を、
34年までに段階的に廃止する政府計画を承認。
下院は6月の時点で、承認済み。
廃止計画は、福島原発事故後の反原発世論の高まりを受けて、政府が提案。
19年から順次廃止され、新規の原発建設も行わない。
*YOMIURI ONLINE http://p.tl/_Byr
*写真はスイスの原発:WSJより http://on.wsj.com/mO4ZPz
◆ 本日のトピックス4
『日本原電と越国営電力[公益]』
東電、中電等、電力9社が出資している日本原子力発電は、
ベトナムに原発2基を建設する事業化調査契約を、ベトナムとの間で結んだ。
原発事故後、原子力技術を輸出しようとする日本の最も野心的な動きといえる。
関係者は、福島原発の事故の教訓はベトナム事業に生かされると述べ、
原電の社長はベトナムの原子力開発を確実なものにするよう努力すると述べた。
*ウォールストリートジャーナル http://p.tl/XBZK
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2011年9月28日(水)のデイリー放射能報告
こんにちは。
9月28日(水)のデイリー放射能報告をさせて頂きます(08:10)
◆ 本日のトピックス1
『原子力ムラの掟と人脈、 内部批判「あいつは干す」』
「原子力ムラ」の仕組み。
異様さと危うさを、国際原子力機関(IAEA)は見抜いていた。
今年6月の報告書では、責任・役割分担が曖昧な
日本原子力行政の問題点が指摘されていたという。
原子力を学べる学校は一部に限られていることから、
「原子力」が絆となり人脈が繋がるといい、
12年以降に電力会社から内閣府や文科省に出向した社員は約100人。
逆に、経産省から電力会社への天下りは過去50年で68人に上るらしい。
事故前は、内部批判をすると「干される」こともあったとのことだが、
事故後、公然と、反省、自己批判の声が聞かれ始めたという。
*産経NEWS http://p.tl/EP9d
◆ 本日のトピックス2
『市民放射能測定所が新装オープン』
内部被ばくを測る「ホールボディカウンター(WBC)」まで備えた、
市民による放射能測定所(丸森あや理事長)が、
来月、福島市内にオープンする。
民間の市民団体が独自にWBCを持つのは県内初、全国でも珍しいという。
政府が沈黙、母親が中心となり被ばく防止などの市民活動に取り組むなどといった状況は、
チェルノブイリ事故後のドイツと重なる点が多いという。
こうした市民測定所は、「私たちと同じような大変な出来事や苦しみを、
他の地域の人たちには体験してほしくない」という市民の底力、
「市民パワー」の表れではないだろうか、との分析。
*日経ビジネスonline http://p.tl/x5C8
◆ 本日のトピックス3
『埼玉県、狭山茶4銘柄に廃棄回収を要請』
埼玉県と県の茶業協会が、県産の狭山茶すべてを対象に行っている検査で、
若芽や早摘みの4銘柄から、基準値を上回る放射性セシウムが検出、
県は、業者に対し、これらの製品の廃棄や回収を要請した。
検査した18銘柄の結果は、県がホームページで公開する。
県によれば、これらのお茶はいずれも業者が生産から販売まで手がけているため、
通常の小売店やスーパーなどには流通していないということだ。
*NHK news http://p.tl/5teX
*画像はイメージ SAVE CHILD http://savechild.net/
◆ 本日のトピックス4
『除染土、最大東京ドーム23杯分 環境省試算』
環境省は27日、放射性物質に汚染され、
今後、土をはぎ取るなどして発生する汚染土壌量について、
有識者に示した。
試算によれば、土壌量は最大で東京ドーム23杯分、
除染が必要な面積は福島県の17・5%に上るという。
野田首相は福島県内に中間貯蔵施設を設置する方針だが、
地元自治体との調整は難航が予想される。
*中日新聞 http://p.tl/-Nxs
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月27日(火)のデイリー放射能報告
こんにちは。
9月27日(火)のデイリー放射能報告をさせて頂きます。(08:15)
◆ 本日のトピックス1
『福島県、地球上で最も放射能が強い場所に選出 海外サイト』
海外ニュースで「地球上で最も放射能がキツイ場所と言えば・・・」というトップ10が発表され、
ロシアのチェルノブイリを抑えて日本の福島が1位を飾る結果となった。
福島やチェルノブイリのほかにも、各国の核実験施設や核廃棄物貯蔵地など、
今も放射能が垂れ流されている場所の多くがランクインしているという。
しかしこのランキング、IAEA等の正式なデータはなく、
あくまで海外ではそう思っているという文献に過ぎないらしい。
順位の信憑性は確かではないようだ、としつつ、
海外から福島がどの様な認識をされているかが浮き彫りになるとの分析。
*秒刊サンデー http://p.tl/VsXC
◆ 本日のトピックス2
『ロシアへの空港路線いまだ再開せず 新潟』
新潟と、ロシアのウラジオストク、ハバロフスクを結ぶ航空路線が運休している。
ロシアからの利用客が減っていたところに、
福島原発事故による警戒感がだめ押しとなって、運航が止まってしまったという。
チェルノブイリ原発事故を経験したロシアだけあって放射能へ警戒は強いらしい。
県は、両路線を運航する航空会社に、定期便の再開を求めて交渉を進めているが、
難航している模様。
*産経ニュース http://p.tl/ZUS9
*写真:CW 編集室 http://p.tl/Txso
◆ 本日のトピックス3
『横浜の小学校でホットスポット新たに三つ: 横浜市発表』
横浜市によると、横浜市の港北区の小学校と中学校の敷地内で、
ホットスポットが新たに3カ所見つかったという。
小学校の屋上から0.67マイクロシーベルト。
中学校の格技場の雨どい下と屋上の側溝で、
それぞれ0.97マイクロシーベルトと0.67マイクロシーベルトが検出された。
どれも市の基準値の0.59マイクロシーベルトを超える放射線量で、
土砂や堆積物を除去するなどの処置が施され、基準値以下に戻った。
市は全ての市立学校で測定を行う方針。
*産経ニュース http://p.tl/ZUS9
*写真:CW 編集室 http://p.tl/Txso
◆ 本日のトピックス4
『酒も放射能調査へ: 国税庁』
国税庁は、福島原発の事故を受け、
来月から出荷前の酒についても放射性物質の検査を行うことを決定した。
検査の対象となるのは、来月1日以降に出荷される日本酒やワイン、ビールなどすべての酒類。
原発付近だけでなくそれ以外の地域からの酒類も無作為に抽出し検査する。
基準値を超えるセシウムが検出された際は出荷停止などの措置がとれるようにするという。
国税庁は「消費者に安心して酒を飲んでもらえるよう万全を期すことにした」と話している。
*NHKニュース http://p.tl/Ism5
*写真:gooニュース http://p.tl/mwv7
◆ 本日のトピックス5
『牧之原市長 永久停止は譲れない: 「永久停止」賛成可決』
9月22日に放射能ブログで取り上げた浜岡原発永久停止の決議案が、
牧之原市議会 で当初の予想通り可決された。
それでも賛否両論の意見まじり、
「国の対応を待っても遅くない」、「原発交付金はどうするのか」などの
反対意見も出されたが、
賛成派は「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない
限り永久に停止すべきだ」と、強く主張。
賛成11、反対4で決議案が可決された瞬間(欠席1)、
傍聴席からは拍手が起こった。
*アサヒ・コム http://p.tl/Hdoh
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月26日(月)のデイリー放射能報告
こんにちは。
9月26日(月)のデイリー放射能報告をさせて頂きます(17:05)
なぜ、福島でのカタストロフに目を瞑って
原発を推進し続けれるのだろうか?
僕ら「原発事業で稼いでいない、食ってない」人間はそう思う。
しかし、現実は『原発推進派の山口県の町長、再選』
『日印首脳、原子力協力を推進: 野田首相との初会談で 合意』
と、原発事業を推進し続けるニュースが続く。なぜか?
その理由を、かなり、、、我田引水ではありますが、
自分の業界の例をとって、語ってみたいと思います。
まず、前段。
このブログを作っている村上は芸術家であり、
その方向性は既存の芸術のジャンルを横断させ、
新しい価値観を創造しようと試みている作家、、、です。
学生時代には東京芸術大学では日本画を専攻。
その時にみた、日本画業界に巣食う、芸術とは無関係な
「金のロンダリング」「無意味な価値の捏造とそのビジネス構造」
等の業界の体質ドグマと金の回り方をリサーチ。
時は日本はバブル経済を謳歌している最中でした。
そして、バブルは崩壊し、日本画会も瓦解。現在に至る。
「戦後日本社会における日本画の隆盛の理由と、現状における無意味化」
の論拠構築に執念を燃やしている人間です。
で、、、本文。
僕は20年間、日本画の日本社会内での無意味を探り
ついに、その発生の紀元と、継続の理由を発見しました。
(まぁ、発見って訳でもないのだが、、、)
それは、、、
『美大に入学してきた日本画科生の卒業後の就職先の確保、、、
つまり、美大の先生の無限創造互助会システムの確率』
ここに集約されている。
「そりゃそうだ」で終わってしまう結論だが
そんなくだらない理由でも、日本画は存続しつづけ、終わる気配はない。
理由はそれ(日本画教育事業)で食っている人間が
おおよそ1000人はいるからだ。
日本画存続の根拠、理由をあれこれ訴える人間はいるが、
狭い了見での存続価値は否定はしない。
しかしながら、広く芸術のジャンルで言えば、浮世絵の隆盛と終了と
同じように、終わり行く運命のまっただ中にいるジャンルであることは
自明の事実だ。
この終わり行く業界の1000人の食い扶持が、未来の食い扶持を
マッチポンプで発生させ、共犯関係の創造を望んでいる。
社会内に無意味であると客観的に思われるモノでも、こうした理由
(その業界で飯を食う)で、排斥できなくなる、というのは
良くある事だ。
原子力事業を食い扶持にしている人間はいったい何万人いるのだろう?
それらの数は、選挙の票であったり、金の発生&ロンダリングサイクルの
温床地だったりするんだろうが、それでしか食ってゆけない人がいる限り
業界は存続し続けるモノだ。
また、原子力事業は、輸出産業としても捨ててはおけない。
日本がやらなければ、韓国に、他国にやられてしまう、と思っている。
そりゃあ、終わりにならないだろう。
国際社会も「原子力事業」という経済活動の大きな歯車を止めないように、
福島のカタストロフには寛大になっているようだし。
福島に続いて、日本国内で大きな原子力カタストロフが起こって、
そのことで、日本人が抗い難い長期的な災難を抱え込まざるを得なくなったとき
原子力事業を止めねば、大変な事になるという実証例が揃い、
日本はこの事業をしぶしぶ止めるように考えるかもしれない。
でも、現状では目先の儲け、食い扶持確保に目が向いている。
安易に創造可能な利権あるかぎり「不誠実」の旗をかかげても
存続し続ける事であろう。
僕らの住む、ちっちゃな世界、日本画の構造悪を知りながらも
足を洗えない、脱出できない。だから同胞を勧誘し、
同類相哀れむ構造は、こうして構造悪を亜白日の下に晒そうが
停止させる事は出来ない。
時代そのものが、浮世絵を必要としなくなった瞬間があったような
ものへ変質すれば、自ずと消えてゆくのであろう。
それは、、、
石油が現れて、炭坑が閉鎖されたの時のように、
原子力に替わる、もっと儲かる代替エネルギーが出現でもすれば、
そちらへ移行はするだろう。
つまり、結論。
原子力事業を撲滅させるには、反対運動ではなく
「原子力事業よりも儲かる、代替エネルギーの開発」
、、、と、その事業によって産まれる多くの雇用無くしては
実現できない。
で、僕自身はこの部分に関わってゆけるのか?
そして、自分の生前、原子力事業が撲滅する事をこの目で見る事が出来るのか?
その辺の争点を肝に銘じて活動してゆき、
断固、生前に停止させる夢を果たしたいと思っている。
<村上>
◆ 本日のトピックス1
『原発推進派の山口県の町長、再選』
原子力発電所の建設予定地である山口県上関町で25日、
町長選挙が実施、原発推進派の現職町長が再選した。
福島の事故以降、盛り上がっている反原発運動に打撃と与える形となった。
過疎地域で他にほとんど産業のない原発予定地の自治体住民にとって、
原発によってもたらされる雇用や利益の方が、
原発への懸念よりも重要であることを示していると分析している。
*ウォールストリートジャーナル http://p.tl/1YEx
*写真:時事通信 http://bit.ly/nqE26o
◆ 本日のトピックス2
『日印首脳、原子力協力を推進:野田首相との初会談で合意』
国連総会に出席するために米国を訪問したシン首相は23日午前、
野田佳彦首相と会談。
野田首相が就任してからは初となる。
原発事故後に交渉が滞っている原子力協定について、
両首相は協議を進めたいとの意見で一致。
インドに対しては、事故の検証報告など正確な情報を提供すると強調した。
一方、シン首相は、両国関係を強化する上で障害となる問題はないと述べ、
野田首相の就任直後に会談が実現できたことを名誉に思うと語り、
年内に野田首相がインドを訪問することを待ち望んでいると表明したという。
*NNA.ASIA http://p.tl/3O3E
◆ 本日のトピックス3
『避難準備区域、30日に解除へ 福島の5市町村の一部』
野田政権は、福島第一原発から半径20~30キロ圏の緊急時避難準備区域について、
30日にも区域を解除する方針を固めた。
原発事故の発生以来、避難区域の解除は初めて。
対象は、南相馬市、田村市、楢葉町、広野町、川内村の全域または一部で、
約3万人が避難している。
解除により、子どもや要介護者らの帰還や教育施設の再開が認められる模様。
ただ、住民の帰還には放射性物質の除染やインフラ復旧といった課題も残る。
自治体間でも、帰還目標を来年3月とするところ、
4月以降とするなど、ばらつきがあるようだ。
*asahi.com http://p.tl/GzvL
*画像:読売オンライン http://bit.ly/pX7ux4
◆ 本日のトピックス4
『10万ベクレル超の焼却灰: 埋め立てへ』
環境省は、放射性物質に汚染されたがれきについて、
これまで処理方法の決まっていなかった、セシウム濃度が1キロ当たり
10万ベクレルを超える焼却灰についても、
埋め立て処理を認める方針を固めた。
許容されるのは、焼却灰をセメントで固めた上で、
雨水の流入や地下水への流出を防ぐ措置が取られた施設。
なお、同省は、16都県の産業廃棄物焼却施設の約650施設のうち、
110施設で焼却灰の放射性セシウム濃度を調査。
福島県内の1施設で、1キロ当たり14万4200ベクレルを超えた模様。
*毎日jp http://p.tl/alCU
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月25日(日)のデイリー放射能報告
こんにちは。
9月25日(日)のデイリー放射能報告をさせて頂きます。(18:30)
◆ 本日のトピックス1
『東電:官僚天下り50人以上 ゆがむ原発行政』
東京電力に「嘱託」などの肩書で在籍する天下り中央官僚が47人(8月末)に上ることが24日、
毎日新聞の調べで分かった。
東電 福島 第1原発事故では 安全規制の不備が指摘されるが、
原子力行政に携わった元官僚は「(当局と電力会社との)癒着が安全規制の緩みにつながった」と認める。
6月28日、東京都港区のホテルで開かれた東電の株主総会。
株価暴落で多額の損失を出した株主から、
「なぜムダな天下りを受け入れ続けているのか」との質問が相次いだ。
山崎 雅男 副社長は「電力事業には(いろいろな)知識を持った方が必要」と答弁。
事故の巨額賠償負担で経営が揺らいでも天下りを切れな い電力会社の体質を浮き彫りにした。
*毎日JP http://p.tl/HZR5
◆ 本日のトピックス2
『福島の大学を志望する者14%減 全国模試、原発事故影響か』
ベネッセ コー ポレーションが6月に実施した全国模擬試験の受験者のうち、
福島県内の大学を志望する人数が昨年同期に比べ14%減少していたことが24日、
分かった。宮城県内の大学志望者も8%減、岩手も7%減だった。
子会社の 進研 アドは、福島について東京電力福島第1原発事故の影響が出たと分析。
一方で「6月時点では福島県を含めた被災地の情報が錯綜していた。
今後は3県いずれも状況が変わってくる可能性がある」としている。
*福島民報 http://p.tl/noNh
*写真は福島大学ホームページより http://p.tl/4tES
◆ 本日のトピックス3
『東電、希望退職募集へ 人件費削減1000億円に拡大』
東京電力は、福島第1原発事故の賠償資金を捻出するため のリストラ策として、
同社として初となる希望退職の募集を行う方針を固めた。
新規採用の抑制と合 わせて今後数年間で、現在約3万7千人いる従業員の1割程度を削減する。
退職者も含め、企業年金も削減する方向で、人件費の削減 額の目標を当初の年間 540億円から倍増し、
1千億円程度に拡大する。
ただ、退職者の年金削減には同意の取り付けが必要で、調整が難航する可能性がある。
*ヤフーニュース http://p.tl/dLRp
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月24日(土)のデイリー放射能報告
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9月24日(土)のデイリー放射能報告をさせて頂きます。(08:45)
◆ 本日のトピックス1
『福島県の米から500ベクレル 最も高い数値』
福島県は23日、県内で実施した収穫前の「予備調査」で、
暫定規制値ちょうどの500ベクレルの放射性セシウムがを検出したと発表。
県は調査地点を当初予定38から約300に増やし監視を強化を決定した。
500ベクレルが検出されたのは、二本松市の旧小浜町で採取した米。
米の検査は、収穫前の「予備検査」、収穫後の「本検査」の2段階で行われており、
今回は「予備調査」のため、これによって出荷が停止されることはない。
「本調査」で500ベクレルを超えた場合は出荷が制限され、廃棄処分される。
*NHKニュース http://p.tl/OLIU
◆ 本日のトピックス2
『浄化した低濃度の汚染水を散水処理』
仮設タンクに保管される約1万6000トンに上る汚染水。
東京電力は23日、浄化したうえで敷地内にまく計画を明らかにした。
福島第一原発では、5号機と6号機のタービン建屋の地下に、
津波や地下水が流れ込んで発生した汚染水を、仮設のタンクなどに保管。
現在その処理が問題となっている模様。
東京電力は「仮に海に流れたとしても放射性物質の濃度を低くするので
環境への影響はほとんどない」として地元自治体に理解を求めている。
*NHKニュース http://p.tl/yQs5
◆ 本日のトピックス3
『警戒区域内に ダチョウ....』
原発事故を受け警戒区域内に指定されていた大熊町で、
23日に一時帰宅が行われた。
それに伴い、町内巡回中であった政府の原子力災害現地対策本部の職員が、
住宅街をうろつくダチョウを発見。
近くの飼育施設から逃げ出したとみられる。
職員がドッグフードを与えるとついばんでいたという。
*産経ニュース http://p.tl/7oZk
◆ 本日のトピックス4
『イラクでの経験を福島の助けに』
イラクで医療支援を続け、7月からは福島で土壌の放射線の除染に
取り組んでいるNGOの佐藤真紀さん。
イラクではイラク戦争や湾岸戦争後に小児がんや白血病が増加、
米軍が使用した劣化ウラン弾の影響が疑われている。
野田首相は、脱原発依存しない方向だが、
「市民の立場から嫌なものは嫌だと言っていく」、
「脱原発への道を探る機会にしたい」との意思を強くしている。
*中日新聞 http://p.tl/5HEs
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月23日(金)のデイリー放射能報告
こんばんは。
9月23日(金)のデイリー放射能報告をさせて頂きます。(20:50)
日本はまだ原発をやめないという。
70年代の「公害」という未発達な社会が生み出した歪みとは違って
「わかってるのにとめられない」という阿呆な選択をしてしまっている。
10年後、白血病やその他各種の病がFUKUSHIMA原発の界隈から多発した時には
国は絶対に保証せねばなるまい。なぜなれば総理大臣自らが原発再開の宣言をし
たのだから。
◆ 本日のトピックス1
『国連、福島住民の健康影響調査へ』
国連本部で開かれていた「原子力安全首脳会合」が閉幕、
潘事務総長は、放射線が福島原発周辺住民の健康に与えた影響を
国連機関が調査するとした議長総括を発表した。
また、福島の事故は、安全管理基準への懸念をうんだとし、
基準を最高レベルにし自然災害にも耐えうるものか点検を促すとしている。
*NHKニュース http://p.tl/Z8Z1
◆ 本日のトピックス2
『原子力専攻の学生 「脱原発依存」広がる』
原子力専攻の学生にも、「脱原発依存」が広がっていることが分かった。
学生の多くは、地球温暖化対策の一環として原発の評価が高まった
00年代後半「原子力ルネサンス」に、原子力を専攻した世代。
日本原子力学会に参加した学生にアンケートを取ったところ、
「依存度を下げるべきだ」と言う意見が半数近くを占め、
原発推進を望む意見を上回った。
しかし今後、原発の数が減っていくことになっても、
放射性廃棄物の処理や除染廃炉など専門家の需要はむしろ高まるとし、
同学会は人材確保の面で危機感を募らせている。
*毎日jp http://p.tl/Srsg
◆ 本日のトピックス3
『横浜の小学校 基準値超える放射線』
横浜市の小学校の敷地内で、
局所的に高い放射線量が検出される「ホットスポット」が見つかった。
市が市立学校で行っている調査で、基準値を超えたのは初めて。
雨どい下の側溝土砂などの堆積物という。
再検査の結果、数値に変化がなかったため堆積物を除去。
数値は基準値内に戻った。
市はこれを機に1日8~10校のペースで調査を進めており、
「迅速に調査と対策を行いたい」としている。
*産経ニュース http://p.tl/ZjgT
*写真:NHKニュース http://p.tl/X8yL
◆ 本日のトピックス4
『官房長官、原発再稼働を前倒しに』
藤村官房長官 は、原発の再稼働を来年2月に前倒しする可能性に言及した。
当初は来年夏を予定しており、野田首相が先日ウォールストリートジャーナルに語ったばかり。
この日、官邸を訪れた森・関西経済連合会会長(関西電力会長)、
「このままでは冬の電力供給が厳しい、原発の再稼働を」と要請され、
認識を改める必要性を感じたという。
同管内は発電量の54%を原発に依存し、電力各社の中で最もその割合が高い。
*アサヒ・コム http://p.tl/aNb7
*写真:福井新聞 http://p.tl/XeZl
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。
2011年9月22日(木)のデイリー放射能報告
こんばんは。
9月22日(水)のデイリー放射能報告をさせて頂きます。(0:20)
このブログの編集長をしている村上です。
本日よりコメントをたまに出してゆこうと思います。
おつきあいください。
●『石破茂氏 「核の潜在的抑止力」維持のため原発続けるべき』
出た。本音。そしてそういう腹芸は日本はやめろ。
軍を持って外交を正規で行うのであるなら、それなりのリスクを持って行え。
原発に絡めた「核の潜在的抑止力」を民間に委ねてきたのは怠慢であろう。
日本は国をどうしたいのかまでをも決断せねばな時期に来たのだ。
◆ 本日のトピックス1
『石破茂氏 「核の潜在的抑止力」維持のため原発続けるべき』
多くの国では、原子力政策と核政策はセットとなっており、
切り離すことができない問題。
「私は核兵器を持つべきだとは思っていませんが」としつつ、
原発維持は、一定期間のうちに作れるという「核の潜在的抑止力」に
なっていると思っている、と語った。
なお、日本が批准している核拡散防止条約は、
日本やドイツに核を持たせないことを主旨とする。
*NEWSポストセブン http://amba.to/pwITIV
*画像 wikipediaより
◆ 本日のトピックス2
『浜岡原発永久停止を決議 静岡県自治体』
静岡県牧之原市議会は、浜岡原発の永久停止を求める決議案を、
26日の本会議に提出することを決定した。
牧之原市は浜岡原発の10キロ圏内。
福島での原発事故を受けて「永久停止にすべき」との声もおおく、
賛成多数で可決される見通しだ。
同原発の地元自治体で、永久停止を求める決議が出るのは初めて。
一方では、中部電力は浜岡原発の津波対策として防波堤の工事を開始しており、
来年末までの完成を目指している。
*時事ドットコム http://p.tl/HByH
*画像 wikipediaより
◆ 本日のトピックス3
『元作業員が東電の搾取を指摘 労働弁護団主催の座談会』
東京電力福島第1原発で働いていた元作業員の男性(56)が、
日本労働弁護団主催の座談会で語った。
男性は下請け会社のもとで汚染水を貯める場所で働いており、
給与が何層にもわたる下請け構造の中で、
中間搾取されることへの不満を訴えた。
東電からは1日当り5万円が支払われているはずなのに、
下請け会社からは1万8千円のみ支払われている、とも。
*東京新聞 http://p.tl/r0A9
*画像はイメージです。読売新聞 http://bit.ly/ky80zS
本日のデイリー放射能報告は以上です。
皆様どうぞ、引き続き放射能へご注意くださいませ。