2012年3月14日、「中国に第2、第3の黄河出現」と報じられた。ご本家の“文明の母なる黄河”は一帯の土壌が原因で黄色がかった色をしているが、新たに誕生した“黄河”は、汚染水が原因だという。チャイナフォトプレスの報道。
浙江省嘉興市の海塩県に出現した第2、第3の黄河。絵の具を溶かしたような黄色い水をたたえる白洋河と大曲浜は、水面に落ちた葉っぱも黄色く染まってしまう。その原因は、鉄イオンを含む多量の汚染水の流入。大雨が降ると下水処理場が超負荷となり、下水が河川へ逆流してしまう。
地元民はこの河を“オレンジジュースの川”などと揶揄しているという。