北海道沖に「2つの固着域」 国土地理院分析 ひずみたまると地震の可能性 | minamiのブログ

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釧路地方沖の太平洋沿岸など北海道東方沖の海底に、陸側のプレート(岩板)と海側のプレートの境界が強くくっつく「固着域」と呼ばれる領域が2つあるとの分析結果を、国土地理院がまとめ、地震予知連絡会に報告した。固着域にひずみがたまると地震につながる可能性が指摘されている。


 北海道沖では500年間隔の地震など巨大地震の発生が懸念されており、予知連は海溝沿いなどで観測を充実させる必要性を訴えている。


 地理院は衛星利用測位システム(GPS)を使い、東日本大震災が起きる前までの約4年間の観測データから計算。その結果、十勝沖地震(平成15年)の震源の北東に位置する、十勝沖から釧路沖にかけての領域と、根室半島沖から色丹島沖の領域で、強い固着域が見られたという。