帰国子女になった話 part1

 

introduction

 

 

こんにちは、ことりです。

私は現在、ある大学の理工学部に通う、リケジョです。

 

もともと転勤族で、

 

地元と呼べる場所はありません。

 

親は倹約家で

 

海外旅行に行ったことなんて一度もありません。

 

英語は英検2級。

 

そんな私が

 

ある日突然

 

苦労して中学受験した高校を退学し、

 

アメリカ、ミシガン州に引っ越し、

 

現地の高校に行き

 

卒業し、

 

帰国子女になって日本に帰ってきた話を、

 

書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

episode 1

転勤、再び?

 

ある日、塾から家に帰ると父が

 

「転勤。アメリカ」

 

と一言。

 

また酔っぱらいがなんか言ってるわ

 

と思いスルーしようとしたら

 

母が

 

「どうする?一緒にアメリカ行く?」

 

と。

 

あ、これマジなやつだ(察し)

 

私は生まれてからすでに3回転勤で引っ越していた上、

 

以前にも父は単身赴任で海外に行っていたので

 

冗談ではないことがわかりました。

 

しかし、この時私は中学3年生が終わる頃。

 

えぇ…今?

 

悩みました。

 

 

 

 

 

 

 

episode2

葛藤

 

アメリカ…

 

気になるけど。

 

でも、英語話せないし。

 

今の学校、中学受験で頑張って入ったから、辞めたくないし。

 

大学受験も近いし。

 

肌に合わなくて、帰りたくなるかも。

 

治安も悪いって聞くし。

 

私、アメリカ人みたいに陽キャじゃないし。

 

また、転勤のせいで友達いなくなるし。

 

どうしよう…

 

悩みました。

 

そうだ、英語の先生に聞いてみよう。

 

先生1「英語が好きなら行きなさい。」

 

先生2「あらいいじゃない、帰国子女になって帰ってらっしゃい。」

 

先生3「Michigan? Square Pizza!!!!!!!! I LOVE IT!!!!!」

 

先生4「行かないで後悔するより、行って後悔して、だめだったら帰ってきなよ。」

 

 

 

 

 

 

 

episode3

実は選択肢なんてない。

 

父は、

 

「無理についてこなくていいよ。」

 

と言いました。

 

しかし、妹は

 

「パパと一緒に行く~!」

 

よって、母も

 

「妹が行くというなら行く。」

 

そして、

 

「今の学校がいいなら、おばあちゃんちから通えばいいよ。」

 

と両親は言います。

 

しかし、調べると

 

校則で祖父母の家からの通学は禁止されていました。

 

伯母さんの家から通えばいいと言われましたが、

 

始発にのらないと間に合わない距離でした。

 

つまり

 

一緒にアメリカに行くしか

 

選択肢はなかったのです。

 

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

次回、アメリカに行く準備編

 

 

ことり

 

 

 

 

 

 

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