派遣と一口で言っても、登録型、常用型、日雇い型と様々。
こちらで取り上げるのは登録型になります。
ざっくり就業から退職まではこんな流れ。
1.登録
2.マッチング
3.顔合わせ
4.就業
5.契約満了
6.退職
登録型ですから派遣スタッフとして派遣会社に自身のデータをまず登録します。
履歴書+職務経歴書って感じでしょうか。
この登録の際にスキルチェックがある派遣会社もアリ。
私が現在稼動している派遣会社でもスキルチェックがありました。
PC操作と常識問題(漢字の読み書きといったものから、ビジネスマナー等)でした。
※派遣会社に登録しただけでは当然、就業したことにはなりません。
=給料の発生も無いし、厚生年金の加入等モロモロもありません。
マッチングはスタッフの希望と派遣先の求める人材のすり合わせ。
これは派遣会社のコーディネーターさんのお仕事。
マッチすれば「こんなお仕事はいかがですか?」とコーディネーターさんから
連絡があります。
マッチングの結果、スタッフ側がOKすれば派遣先企業と顔合わせ。
原則的に派遣は面接が禁止されていますが、
どこもそんなの無視だがや!(なぜ名古屋弁?)
「顔合わせ」と言う名の「面接」デス。
「これをやらないとおたくのスタッフ使わないよー」という暗黙の脅しがあるので
派遣会社は従わざるを得ないのが実情。
面接とは言っても、その形態は様々。
派遣先企業に大部分が委ねられます。
本当に顔合わせ程度のものから、就職試験では?!と思うものまで(^^;
しかも、派遣会社によってはコーディネーターや営業社員が
立ち会わないことすらあります(汗)
だから派遣先企業がやりたい放題ってことも。。。
派遣先企業とスタッフが就業に問題無しとなれば就業となります。
ここでようやっとお給料発生。
世間的に見て、「会社員」となるのです。
とはいえ、契約期間やモロモロで「会社員」とは言い難い場合も。
1ヶ月未満の短期なんかの場合は厚生年金等の加入は出来ず、ほぼバイト状態ですし、
契約条件によっては試用期間が含まれる為に3ヶ月近く
正式契約が先延ばしなんてことも。
本契約に至ってないので、この間は厚生年金等の加入も先送り。
3ヶ月ったら1クール(1契約期間)だったりするんですがねぇ。
試用期間中は時給もダウンだし、スタッフにとってはメリットがありません。
契約期間は短期を除いて、基本的に3ヶ月です。
昔は半年とか1年とか長期契約もあったんですが、派遣会社にも寄るのかしら?
予め短期もしくは一時的な増員で1クールで終了という契約でなければ、
よほどのことが無い限り契約更新となるはずです。
なので、契約満了には2つの理由が。
スタッフが契約更新できない(したくない)場合と
派遣先企業が契約更新できない(したくない)場合です。
この更新できない理由によって退職理由が変わってくるので
派遣スタッフは注意が必要です。失業保険受給に関わってくるので。
っても、この辺は正社員も変わらないですよね。
自分が辞めたいのか、会社が解雇を言い渡したのかの違いと一緒。
さて、契約満了となった後ですが、ここから退職までがちょっと正社員と違います。
登録型派遣ならではなのですが・・・長くなったのでそれは次回に!