後学の為にというよりかは後輩の為に?でしょうか。
昨日のAEAJ主催のアロマテラピー検定についてまとめようと思います。
私が受験したのが1級だったので1級についてになります。
まずは試験会場についてと当日の流れを。
HP見ても出ていない試験会場。(恐らく固定されていないと思われ)
自分の在住地域で試験が開催されるのなら良いのですが、
私のようにお隣まで出かけなきゃ~となると結構不安。
いったい何処よ?と。
私が受験したのは東京で大正大学でした。
(最寄駅は都営三田線西巣鴨駅)
受験者数がかなり多い検定のようなので、
会場選定基準は交通の便が良く、大人数収容可という所と推測されます。
タイムスケジュールはこんな感じ↓
13:15~ 開場
13:45~13:50 試験に関する注意事項等の説明、
問題用紙、解答用紙配布
13:50~14:00 香りチェック用の精油配布
14:00~14:10 香りチェック試験
14:10~14:20 精油回収
14:20~15:10 筆記試験
15:10~15:20 問題用紙及び解答用紙回収
15:20~ 退出
時間の多少の誤差はあれど大体こんな感じです。
香りチェック用の精油はジップロックのようなチャックつきの
小袋に小さな遮光瓶が2つ入っており、
①、②のラベルがそれぞれ貼ってあります。
①は1問目、②は2問目となります。
試験開始まではチャックを開けることは出来ませんが、
それでも配布している最中から既になんとな~くは香ってたり(笑)
精油によるのかもしれませんが。
精油配布前に問題用紙を見ることができるので、
どんな精油か?というのはそこでほぼ絞られます。
似たような系統(レモンとベルガモットとか)が
選択肢にあることはまず無いようなので香りチェックは苦手~という方も
そこまで毛嫌いしなくても大丈夫(笑)
今回も明らかに選択肢の系統はバラけていました。
が、怖いなぁと思ったのが同じ精油でも同じように香るとは限らない!
ってこと。
環境が違うと香り方も違ってくるようで、
手持ちの精油とはかなり違う印象を受けました。
事実、2問目の精油の時に"えー?何コレー??"って(^^;
1問目がわかりやすかったので余計そう思ったのかもですが。
とはいえ、香りに対するベース(柑橘類はさわやか!とか)が出来ていれば、
ある程度は絞り込んでいけますのでご安心をば。
筆記については正直、拍子抜け感が(笑)
問題文はほぼ一文で正誤を解答させるものが大半。
市販テキストの問題をやっていると、この程度なの?と思うかと(^^;
全体的に見て、基礎確認といった感じです。
問題傾向としては精油のプロフィールに関することの割合が
やはり高めではありましたが、これだけで8割越えは厳しい。
トータル的に見た時に各範囲から満遍無く出題されているので
苦手分野は作らない方が得策です。
想定しているよりも出題数が少ない!って分野はありますが、
でも知識が無いと答えが導き出せませんからね。
個人的には脳関連と歴史関連の出題数の少なさにびっくりでした(笑)
逆に環境関連は多い方だったかも?
前回、環境関連の出題が多くなっていたと耳にしたので
私はそこそこカバーしておきました。
精油のプロフィールについても抽出部やら科目やら抽出方法が多く、
成分や産地についてはほぼ無いに等しかったかと。
とはいえ、覚えておくに越したことはありません。
消去法というテが使えるのは知識があってこそなので。
別名やら由来は確実に押さえておきましょう!
精油関連で気をつけたいのは香りチェックの対象の20種だけではなく、
+10種のトータル30種が試験範囲となっていること。
香りチェックには出なくとも筆記では出るかもしれない精油があるのです。
それで戸惑った方というのもいらっしゃった様子。
環境関連と精油についてカバー不足のテキストがどうやらあるようなので
これから受験される方は後悔しないためにもテキスト選びは慎重に!
クチコミを参考にされることをおススメします。
ちなみに2級のみ受験というのは避けた方が賢明。
2級のみでいい!というのなら話は別なんですが、
皆さん仰っている通り、2級の範囲は1級の範囲に包括されています。
なので、一緒に勉強してしまった方が効率が良いのですね。
2級を受けて1級を・・・となると、次回の受験までに時間が空き過ぎてしまい、
中弛みやモチベダウンが懸念されます。
何か特別な事情でも無い限り、併願もしくは1級1本が良いかと。
独学orスクールについては検定レベルでは独学で充分です。
独学だとコストダウンも図れますし(THE・貧乏人発想?(笑))。
ただ、自分に甘い人には向かない方法かもしれません。
幾ら基礎程度の問題だと言っても、まったくの初心者が
何の準備もせずに臨んで合格できるというものではないので。
私は何だかんだとちょこちょこ検定の類を受けているので
あまり感じなかったのですが、"受験者数が多くてびっくりした!"
という話を結構耳にしました。
緊張し易い人は人が多いというだけで上がってしまうこともあると思うので
あらかじめ"受験者数が多い"というのは念頭に入れておいた方が良さげです。