完全に妊婦と勘違いされており(おなかそこまで出てないはずですが)、
歩けるんですか?車椅子使わなくて大丈夫なんですか?と。
病棟に上がるエレベーターの中でも、
今日は破水される方が多いんですよねー
なんておっしゃってました。
流産なんです、
と言おうかとも迷いましたが、謝られるのも返って悪いので、何も言わずスルーしました。
病棟に着くと、ナースステーションの横が新生児室と談話室で、何組もの産まれたての赤ちゃんと家族が面会をしていました。
気持ちの整理はできているつもりですが、同じ病棟はきついなーと正直思いました。
すぐに診察をすると、
メインはすでに出ているので、今日はこのまま入院して、明日の朝の診察で妊娠組織の残り具合を見て手術を実施するかどうか決めましょう、
とのこと。
懸念していた病室は、きちんと配慮されており、新生児室とは対角にある一番端っこの病室でした。
入院中、ほぼ赤ちゃんの泣き声や陣痛の声を聞くこともなかったです。
夜24:00までは飲食自由とのことだったので、地下のセブンイレブンでお菓子をたんまり買い込み
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翌日
診察では、若い男性医師が、
僕から見たら、ほとんど残っていないので手術はなしで良いと思う、
とおっしゃってくださったのですが、筋腫があるとどうしても残る場合が多いので予定通り実施というジャッジがカンファレンスでなされたようです。
手術は嫌でしたが、きちんとチームで診てくださってありがたいです。
午前中に、ラミナリアの挿入、点滴ルートの確保、薬剤師による薬アレルギーなどのヒアリングが行われました。
初産の時に激しい弛緩出血があり、静注の子宮収縮剤を使用しましたが、投与直後にものすごい吐き気に襲われたことを伝えると、出産した病院に何を使ったのか確認してくれました。
何と、カルテに記録していないということでした。薬剤管理と連動しているはずなのにものすごく違和感がありました。
今回は、副作用出現を避けるために収縮剤を使わない方向となりました。
15:10にオペ室に到着し、全身麻酔の準備。
麻酔科の医師が挨拶に来ただけで、どなたも機械的だったので少し不安になるも、あっという間に眠ってしまい、手術は終了しました。
その日は術後、目が覚めるてもすぐに眠りに落ち、結局深夜0:00まで寝てしまいました。
途中、娘が会いにきてくれ、癒されました。