Gibson Custom Shop 1959 Flying V Mahogany #2 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

前回につづいて、気になるところに手を加えます。

 

今回は、ネジとロッドカバーです。

 

オーナー以外どーでもいいレベルでしょうねw

 

 

 

まず、PU をエスカッションに吊り下げるネジ

 

 

 

プラスネジなんですよねぇ。。

 

Gibson のハムはマイナスでしょう!

 

 

 

2つ目は、ピックガードとジャックプレートのネジ

 

 

 

頭が平らな黒ネジであります。

 

これはオリジナルのままと思われます。

 

エスカッションのネジに似てますね。

 

ビンテージの画像を確認すると、レスポールと同じ頭が丸いニッケルあるいはゴールドです。

 

 

 

3つ目は、トラスロッドカバーとネジ

 

 

 

ボディのパーツはレリックされてるのに、ヘッドのパーツはピカピカ。。

 

バランス取るために、ちょっとレリックしちゃいます。

 

 

 

ピックガードのネジは、SCUD のギブソンタイプをチョイス。

 

 

 

ピックガードとジャックプレートあわせて11個のネジが必要です。

 

11個以上セットで売られてるのが SCUD しか見つけられなかったので、これを選びました。

 

 

 

 

綿棒にエッチング剤を含ませて、ネジの頭とロッドカバーの白い部分に塗ります。

 

 

 

5分程度したら、ロッドカバーをタバコ1本分の煙にくぐらせて ”汚し” ます。

 

 

 

ネジに塗ったエッチング剤は、カラ雑巾でよぉく拭きとっておきます。

 

 

 

更に5分程度したら新しい綿棒で、ロッドカバーのエッチング剤も拭き取ります。

 

ちょっと拭いたくらいじゃ落ちないほどしっかり汚れてるので、指先の腹でゴシゴシもしながらイイ感じに仕上げます。

 

エッチング剤が肌に付着するとアレるので、すぐに手は洗いましょう!w

 

 

それなりの雰囲気になりました。

 

 

 

取り付けた図。

 

 

 

悪くないかとwww

 

完全我流の方法です。

 

非喫煙者には嫌われそうですが(^▽^;)

 

 

 

ピックガードのネジを交換するついでに、内部を覗いてみました。

 

 

 

 

ノイズ対策のためか、ジャックへのワイヤーがギリしかないので、これ以上開きません。。

 

ワイヤーはビンテージ物が使われているようです。

 

スイッチも3年落ちには見えませんねぇ。。

 

ザグリの一部には、なんか塗って剥がしたような跡があります。。

 

シーラーかな??

 

 

 

ピンボケしちゃいましたが、コンデンサーはブラックビューティです。

 

 

 

他の2台の V もブラックビューティにしてるので、これは嬉しいですね。

 

ポットの並びは、手前がリアVol、真ん中がフロントVol が好みなので、弦交換の折にでも付け替えるつもりです。

 

 

 

なぜか、エスカッションの跡が黒くなってます。。

 

 

 

リアPU はベアナックルで、16KΩもありました。。

 

 

 

フロントPU もベアナックルで、9.95KΩ。。

 

 

 

リア、フロントともかなり高出力の PU です。

 

ベアナックルのサイトで確認してら近似値のセットPUが無いので、リアとフロントで異なる種類を組み合わせてるようです。

 

リアのサスティンが凄いとは思ってたのですが、どうりで。。

 

 

モダンなトーンではないので、ビンテージ・ホットのカテゴリの組み合わせだと思うことにしましたw

 

 

どうやら、M69 は現行品をレリックしたもののようです。

 

 

 

塗装が欠けたような跡が。。

 

 

 

ビンテージ感を出すために、白いエスカッションをわざわざ黒く塗ったのでしょうか。。


前オーナーは、パーツ代をケチるような人にはとても思えないので、これも何か意図があってのことなのでしょう。。

 

爪で強く引っ掻いても剥がれないので、塗料も拘りのモノなのかも。。

 

この塗料がラッカーに溶けて、ボディに黒い跡が付着したんでしょーねぇ。。

 

現行の 純正M69 はベージュで白くはないので、これも謎が残ります。。

 

 

 

ジャックのザグリが中心からずれているので、ネジ穴がwww

 

 

 

さすがカスタムショップ、相変わらずの仕事っぷりwww

 

こういうの見ると、CS も USA も作りは同レベルって思いが強くなりますよ。。

 

CS は、材にアグラかいてるだけw

 

 

全部ネジを交換しました!!

 

 

 

PU もマイナスネジになって、違和感なくなりました。

 

たかがネジなのに、こういうとこ気になっちゃって困ったもんですwww

 

それにしても謎めいたギターで、前オーナーの熱意や意図を探るのが楽しいです!

 

 

 

ところで。。

 

ABR-1 下のネジ位置が、ビンテージと違うことに気がつきました。

 

つまりピックガードの形状が違う。

 

つまりつまり、ボディーの形状も違うということなのでしょう。。

 

ギターケースを共有するために、2ndリイシューと揃えたんでは? と勘ぐってますwww