前回につづいて、気になるところに手を加えます。
今回は、ネジとロッドカバーです。
オーナー以外どーでもいいレベルでしょうねw
まず、PU をエスカッションに吊り下げるネジ。
プラスネジなんですよねぇ。。
Gibson のハムはマイナスでしょう!
2つ目は、ピックガードとジャックプレートのネジ。
頭が平らな黒ネジであります。
これはオリジナルのままと思われます。
エスカッションのネジに似てますね。
ビンテージの画像を確認すると、レスポールと同じ頭が丸いニッケルあるいはゴールドです。
3つ目は、トラスロッドカバーとネジ。
ボディのパーツはレリックされてるのに、ヘッドのパーツはピカピカ。。
バランス取るために、ちょっとレリックしちゃいます。
ピックガードのネジは、SCUD のギブソンタイプをチョイス。
ピックガードとジャックプレートあわせて11個のネジが必要です。
11個以上セットで売られてるのが SCUD しか見つけられなかったので、これを選びました。
綿棒にエッチング剤を含ませて、ネジの頭とロッドカバーの白い部分に塗ります。
5分程度したら、ロッドカバーをタバコ1本分の煙にくぐらせて ”汚し” ます。
ネジに塗ったエッチング剤は、カラ雑巾でよぉく拭きとっておきます。
更に5分程度したら新しい綿棒で、ロッドカバーのエッチング剤も拭き取ります。
ちょっと拭いたくらいじゃ落ちないほどしっかり汚れてるので、指先の腹でゴシゴシもしながらイイ感じに仕上げます。
エッチング剤が肌に付着するとアレるので、すぐに手は洗いましょう!w
それなりの雰囲気になりました。
取り付けた図。
悪くないかとwww
完全我流の方法です。
非喫煙者には嫌われそうですが(^▽^;)
ピックガードのネジを交換するついでに、内部を覗いてみました。
ノイズ対策のためか、ジャックへのワイヤーがギリしかないので、これ以上開きません。。
ワイヤーはビンテージ物が使われているようです。
スイッチも3年落ちには見えませんねぇ。。
ザグリの一部には、なんか塗って剥がしたような跡があります。。
シーラーかな??
ピンボケしちゃいましたが、コンデンサーはブラックビューティです。
他の2台の V もブラックビューティにしてるので、これは嬉しいですね。
ポットの並びは、手前がリアVol、真ん中がフロントVol が好みなので、弦交換の折にでも付け替えるつもりです。
なぜか、エスカッションの跡が黒くなってます。。
リアPU はベアナックルで、16KΩもありました。。
フロントPU もベアナックルで、9.95KΩ。。
リア、フロントともかなり高出力の PU です。
ベアナックルのサイトで確認してら近似値のセットPUが無いので、リアとフロントで異なる種類を組み合わせてるようです。
リアのサスティンが凄いとは思ってたのですが、どうりで。。
モダンなトーンではないので、ビンテージ・ホットのカテゴリの組み合わせだと思うことにしましたw
どうやら、M69 は現行品をレリックしたもののようです。
塗装が欠けたような跡が。。
ビンテージ感を出すために、白いエスカッションをわざわざ黒く塗ったのでしょうか。。
前オーナーは、パーツ代をケチるような人にはとても思えないので、これも何か意図があってのことなのでしょう。。
爪で強く引っ掻いても剥がれないので、塗料も拘りのモノなのかも。。
この塗料がラッカーに溶けて、ボディに黒い跡が付着したんでしょーねぇ。。
現行の 純正M69 はベージュで白くはないので、これも謎が残ります。。
ジャックのザグリが中心からずれているので、ネジ穴がwww
さすがカスタムショップ、相変わらずの仕事っぷりwww
こういうの見ると、CS も USA も作りは同レベルって思いが強くなりますよ。。
CS は、材にアグラかいてるだけw
全部ネジを交換しました!!
PU もマイナスネジになって、違和感なくなりました。
たかがネジなのに、こういうとこ気になっちゃって困ったもんですwww
それにしても謎めいたギターで、前オーナーの熱意や意図を探るのが楽しいです!
ところで。。
ABR-1 下のネジ位置が、ビンテージと違うことに気がつきました。
つまりピックガードの形状が違う。
つまりつまり、ボディーの形状も違うということなのでしょう。。
ギターケースを共有するために、2ndリイシューと揃えたんでは? と勘ぐってますwww