この Dinky、姿こそ '80 LAメタル の申し子のように見えるかもですが。。
音はトラディショナルで素直、いろんなタイプの曲に対応する多彩さもあります。
今やってるオリジナルバンドにはもってこいなんですw
しかし、ドロップD の曲があり。。。
その曲だけ、ドロップDにしたギターと持ち替えて演奏してました。。
できれば全曲、この Dinky で弾きたいのが正直なところ。。
そこでフローティングした FRT でも、ドロップDにしたりレギュラーに戻したりしやすくする狙いで、ESP ARMING ADJUSTER を試してみました。
取り付けは超カンタンでしたが、調整には苦労しましたよ。。
でも決まってしまえば、期待通りの効果を発揮しますw
6弦を緩めてもアーム位置は変わらず、ドロップDへのチューニング変更がスムーズ!
思ったほど力を必要とせず、アームアップもできます!
D-Tuna も検討したけどパス!
見た目好きになれないし、FRT のファインチューナーで十分対応できそぉなので。
これでオリジナルバンドはこれ一本でイケる!!w
と思っていたら、ボリュームポットがガリるようになって・・・。
ついには限界を超えるほど酷くなったので、ポットを交換することにしました。
中には プリアンプの Jackson JE-1000TG の基盤があり、問題のボリュームのミニポットが直接埋まってます。。
なんだか配線汚いなぁ。。
どぉなってんだかよくわからず、思わず手を入れるの躊躇しました。。。
電池で動くギター初めてなんですよねぇwww
電池ギターはアクティブPUだと思い込んでましたが、パッシブPUをプリアンプ通してローインピーダンスにし、ポットで制御してジャックに出力するだけ単純なもののようですw
この JE-1000TG なるプリアンプ、古い Jacksonユーザーにはなかなか評判のようで、ebay ではレプリカがたいそうな金額で売られてます。
他のパッシブPUでも使えそうだし、音も良いので人気があるのもなんとなく納得です。
それからポット交換のついでにコンデンサーもフィルコンにすることにw
ローインピにしてからのトーン調整になるので、0.1uF と静電容量も大きめなものです。
ギャレットさんで適当なものを選んだら、届いたものがデカいこと。。
単三電池と大差ない大きさ。。。
まぁ、イイかwwww
3WAYを5WAYスイッチにも交換し、こんなカンジに。
JE-1000TG の赤いディップスイッチは、ブースト時に強調したい音域をハイ、ミッド、ローで設定するものです。
青い可変抵抗で、ブーストする量を調節します。
配線をしていて意外だったのは、フロントとセンターは、2つのコイルが直列のハムバッカーではなく、逆位相の並列になっていることです。
一個 7.4KΩ もあるコイルを、逆位相の並列にして 3.7KΩ の出力にしています。
いわゆるハムキャンセルの形であり、これがローノイズかつシングルらしいトーンを出す効果になっているようです。
さらに調べてるうちにセンターの片方のコイルが死んでることに気づきました。。
並列だと片方死んでも音は出るし、使用頻度が少ないセンターなので気付かなかったんです。。
なんとか修復できないかと、自分でやれる範囲で調べた結果、コイル内の断線っぽい。。
自分で修理できるレベルを超えているので、諦めてPU交換しかありません。。
同じ PU は手に入りそうもないので、似たタイプの PU を探しました。
これまたヤフオクから Kent Armstrong STHR-2 なる PU です。
同じデザインで、『高級ピックアップメーカーのストラト用という売れ筋の商品だけあって音の方は文句ありません』とのことなので、オリジナルより良いかもw と期待しての選択ですw
さて、レスポールと同じ要領で、まずはオリジナルPU にリード線をつけます。
PU を引き抜くと、リード線も無事出てきました。
FRT だと弦を外さず PU交換もできて便利!!w
リード線に交換する STHR-2 を付けて、リード線を引っ張って納めます。
STHR-2 もフロントと同じように、2つのコイルを逆位相並列で使うようにしました。
ちゃんと音は出るようになりましたが、オリジナルPU の方が良いという意外な結果。。
場合によってはフロントとセンターを入れ替えようと思ってましたが。。。
JE-1000TG との相性かもしれません。
半分死んでる PU よりは良いので、しばらくこれでいきますw
ポットの問題も解決したし、めでたしめでたし!w