Ceriatone JTM45 キットの組み立て #7 配線完了! | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


いよいよ基盤を組み込み、作業完了まで行きます!


基盤を置いてからでは作業しにくい箇所が残っていたので、そいつらを片付けます。




この4インップットの仕掛けは凄く面白い!

そのうち話題にするかもですが、ジャックの単純なスイッチを工夫して、リンクを含んだバリエーションのある使い方を実現していることに感心します!


ポットや真空管ソケットにつなぐ線を必要な長さに切ってハンダします。




この時、前回の記事で 1332さんから指摘のあった、黒い線の配線ミスに気がつきました(汗)

慌てて直しました。。。

何度も配線図を見て作業しているつもりでも、ミスるものですねぇ・・

他にもあるかもしれないので、すべての配線が終わったらしっかりチェックしないと。。


基盤実装直前のシャシー。




ぽっかりと空いた真ん中の空間も見納めです(笑)


基盤をシャシーに取り付けて、まずアンプの前面から作業することにしました。

インプットジャックのあたり。




プレゼンスにはコンデンサを乗っけて、、

ベース、ミドル、トレブルあたりは少々複雑なので間違えないように。。




ボリュームも接続して、アースを処理すればフロントは一旦終了です。




ここから真空管ソケットとリアの作業なのですが、ちょっと集中しすぎて写真を撮るのを忘れちゃいました(汗)。

いきなり完了の画像です!




ソケットへのハンダは思ったより順調に出来ました。

ハーフパワースイッチにつなぐ 1K の抵抗のリード線が短くて、片側を切断し長いリード線に付け替えるのに苦労したくらいかな。

あっ! あとこれも 1332さんから指摘された、初段とドライバ段のデカップリングコンデンサの+ピンとドロップ抵抗の繋ぎ忘れもこの時に気がついて足しました(汗)




2つもミスが見つかると、かなり不安です。。


面白いと思ったのは、FX LOOP の配線です。




ジャックのスイッチの仕組みを知らないと、リターンだけに配線されているような印象を受けます。

でもこれ、よく見るとジャンパーを通ってセンドに出て、リターンにジャックを挿せば、センドとリターンが分離され、挿さなければ通常の回路になる仕掛けなんですね。

こういうスイッチの仕掛けは、電車の線路切替えのポイントを見るようで、凄く面白い。

単純な仕掛けだけど妙に感心しちゃいます(笑)。


PPIMV はシールド線を使うこともあるようですが、Yeti と同様にねじるだけ。




もしノイズが多いようなら、2芯のシールドを買って交換してみます。


すべての配線が終わったので、漏れなくテストできるようチェックシートを作りました。

と言っても、実践配線図の確認ポイントに、グレーのマークをつけておくだけのものです。

テスターで導通やショートしていないかチェックしてOKなら青●に、エラーなら赤●にすることにしました。


で、結果がこれ。




二箇所エラーがありました!!

ハーフパワースイッチへの配線です。

あんなに 1332さんに教えてもらったのに・・・・

・・・・・単純な付け間違えです。

赤い三角▼はショートしそうだったので、チェックをしておいてテスト終了後に対処しました。


正直もっとエラーが多いことを覚悟していたので、安心しました。

このチェックしただけで、一発で音が出ちゃうんじゃないかといい気になってきたので、今日の作業はここで終了。


焦りは禁物。

「真空管アンプの工作、原理、設計」 にも書いてありました。

完成直後は興奮しているので、一気に音を出そうとすると危険。

日を改めて冷静な状態でテストをするのが良いと。

ホント、そう思います。

かなり興奮気味ですもん(笑)


ちなみに、アンプ作成のために買ったハンダ10m は、余りなんと10cm!

後半はだいぶ上達して無駄が少なくなりましたが、よくまぁ使っちゃったこと。。