Ceriatone JTM45 キットの組み立て #4 出力切替スイッチ | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


あけましておめでとうございます。

今年も、アンプ作りからのスタートです。


アンプの心臓部を作る前に、このキットの独自仕様を理解しとこうと思って、配線図を眺めてます。

今は出力切替の仕組みを見てるのですが、どうもよくわからない。。。

キットには無い、PPIMV を増設するにあたって、出力に関するところはしっかりわかってないとまずい気がします。


出力切替スイッチのあたりの配線図はこんな風になってます。


① 25W の時は、整流回路からのプラス電流(B電源) → 1KΩ抵抗 → スイッチの S1 から入って、S2 と S3 からそれぞれ470Ω抵抗を経てパワー菅のグリッド2に流れます。

② 50W の時は、出力トランスのプライマリ電流が スイッチの S4 と S5 から入って、 S2 と S3 からそれぞれ470Ω抵抗を経てパワー菅のグリッド2に流れます。

つまり、切替に関わらずパワー菅は必ず2段とも稼働しています。

違いは、B電源+1.47KΩ抵抗か、出力トランス+0.47Ω抵抗か、ということのようです。



ノーマルの場合は、こんな感じですかね。


③整流回路からのプラス電流が、それぞれのパワー菅に1KΩ抵抗を経てグリッド2に流れます。

グリッドに流れるプラス電流が増えれば、真空管内で発生する電子は増えるらしいです。

①は1.47KΩ抵抗、③は1KΩ抵抗なので、①の方が少なく電流が流れる分、出力も少なくなるという理屈でしょうか?

それならなぜ、スイッチで使う抵抗だけを切り替えるようにせず、50W の時は出力トランスの電流を使うんでしょうか??

これが今の理解力ではわからない。。。

うーん。。。