Gibson Explorer ジャンク品再生 #6 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

ヘッドの美化作業です。

これを終わらせれば、あとはラッカーで終わり。。


付き板を綺麗にしようと、ペーパーを一生懸命かけましたが。。

いくらかけてもシミみたいのがとれません(涙)




試しに水研ぎしてみると、紙に水を含んだようなカスが。。


『Giibson USA の付き板には厚紙が使われてる?』


っていうのどっかで読んだことがあるような。。

でも普通の厚紙ではなような…

水分は吸収しても乾燥もはやいし、こすってもボロボロとはならない…

特殊な硬質の素材のようです。


うーん。。。

黒く塗装しないとダメか…

でも、ロゴを綺麗に抜いて吹くのは素人の私にはムリ。。


どうしたものかと考えていたら、小学校の時の図工で習ったことを思い出しました。

木材で彫刻をし、表面を紙ヤスリでピカピカに整え、水性絵の具で着色して、黒の靴墨を薄く塗り込み、布で磨くとオイルで仕上げたような艶がでる…

やったことある人も多いのではないでしょうか。


思いついたことをやるのが性分なんでいざ実行です(笑)


まず、水は使わず2000番までのペーパーで表面を磨きます。

次に黒の水性ステインをサッと塗り乾燥を待ちます。

ステインが乾燥すると、シミは目立たなくなりますが細かな磨き残しのキズが見えてきます。

残ったキズを2000番で磨いてステインを塗り乾燥させます。

キズがなくなるまでこの作業を何度か繰り返しました。

勿論、ロゴの白蝶貝に塗られたステインは綺麗にペーパーで除いておきます。

ステインを重ねるうちにシミは大分目立たなくなりました。

でもこれ以上は消えなさそう。。


まぁ、キズは消えたので、黒の靴墨クリームを塗りましょう。。。




靴磨きと同じで、艶を出すには靴墨を薄く塗った方がいいのですが、若干のシミがあるので、多少多めに塗り30分ほど放置。。


クリームを軽く拭き取ってやると、シミは完全に黒く染まって消えてました。




ロゴは金色にしたいので。。

クリームが少し残った状態で、ゴールドイエローのステインを付き板全体にサッと塗ります。


1時間ほどして、ロゴのステインが乾燥したら、布でゴシゴシ磨いて磨いて磨ききます(汗)


思った以上に綺麗に仕上がりました(笑)




さぁ、このリフィニッシュ作業もあと少しです!