Marshall JMPヘッドを DSL40Cのスピーカーで鳴らす。#2 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


私の JMP はインピーダンス切替付きのセンド/リターン端子があって、コンパクト・エフェクターも使えるようになってます。

JMP と DSL をつなぎ替えるには、ギターだけでなく、センド/リターンとスピーカーの4つのコードを差し替える必要があり、どうにも面倒です。

しかもアンプは棚に押し込んであるので余計です。



そこで、これら4つの配線をスイッチ一つで切り替えられる ABボックス を作ってみることにしました。


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材料は、アルミケース、4回路のON-ON切替ができるトグルスイッチ、モノフォーンコネクター12個と配線材です。

スイッチは、スピーカー電流の許容がある(と思われる)ものを選びました。

全てネットで手に入るものです。



アルミケースにコネクターとスイッチを取り付ける穴の位置を決めて、ドリルで穴をあけて取り付けます。

ケースの穴開け作業は、電動ドリルがあれば比較的簡単な作業です。



作成途中の画像ががありませんので、いきなり完成画像ですが。

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ギターIN、センド、リターン、スピーカーのそれぞれ2系統の入力から、出力する方をスイッチで切り替えるだけの仕組みです。

それぞれの入力からプラス極をスイッチに結線し、出力につなげます。

入力のマイナス極は、すべて直接出力につないであります。


正面から見たところです。

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ギターIN、センド、リターンと切替スイッチがあります。


背面から見たところです。上段と下段で切り替えれるようにしました。

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右から3列は、ギターIN、センド、リターン用で、正面のコネクターにつながっています。

スピーカー用は左3つで、背面だけに接続するようにしました。


実際にアンプとつないでみます。

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アッテネータは JMP と ABボックスの間につないであります。

テストなので、センド/リターンはダイレクトに繋ぎました。

で、左端のコネクターにギターをつないで切替テストをしてみると。。。


スイッチを下にしてDSLを使うようにしてみると、何の問題も無く DSL が使えて音が出ます。

おぉ、これはイケるかなと期待してスイッチを上に切替え、JMP にすると。。。


ダメです。。

低めのサイレンのようなノイズが出ます。。

DSL の電源を切ってもこのノイズは無くなりません。。

ABボックスからDSLへのギターINのシールドか、DSLのスピーカーアウトからABボックスへのケーブルを外せば問題無く、JMP が鳴ります。

つまり ギターIN あるいは スピーカーは、マイナス極もスイッチで切り替える必要があるということですね。

たぶんアースがへんなループを起こしてるんでしょうか。。


5回路以上のスイッチは見つけられなかったので、スイッチをもうひとつ増設する必要があるようです。

それまでは、ABボックス+ギターINのシールドを差し替えで使うことにします。


センド/リターンとスピーカーのつなぎ替えがなくなっただけでも大分楽なんですけど、あと一息です。。