日曜日は奈良市中央第2武道場で今年最初のジュニア公式戦となる奈良リーグ戦が開催され、大空會から12名の拳士が出場しました。

 

大会結果は道場X(旧ツイッター)に書きましたが、入賞者はコチラ拍手

 

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まじかるクラウン優勝…SHINICHIRO、NATSU、MOA、HARUMA、YUKEN、

 

乙女のトキメキ準優勝…HAYATO、YURIKO、ANON、

 

コインたちコンタクト賞…MOA、

 

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今大会は私が(体調面の事もあり)審判ではなく応援でみんなの試合を見させてもらったので、色々と気付く事や感じたことも多く、大会から帰宅後すぐにブログで個々にコメントも書き始めましたが、とんでもない量になりそうで、人数も多いことから掲載を断念しました。

 

そこで全体の感想を書きますが、まずは優勝、入賞を果たした皆さん、おめでとうございます拍手

 

入賞者は初優勝だったり、遠かった一勝が弾みになってそのまま初入賞とか…ここの部分も書き始めると止まらないので辞めておきますが、道場生が勝って応援団が熱狂しても私は冷静に…なんて思っていましたが無理でした。

 

これまで試合や稽古で悔しい思いをした事もあったと思いますが、悔しさをバネに稽古で力をつけて、本当に良く頑張りました。

 

そして惜しくも入賞に届かなかった拳士も全員もれなく素晴らしい試合でした。

 

今大会中に印象に残った場面では、

 

試合デビュー戦で緊張の中、姿勢をしっかりと正して試合を待っている拳士に、アドバイスを送ろうと近寄ると、握った拳が小刻みに震えていて必死で不安と戦っている姿、

 

自分よりも大きく、帯も格上の対戦相手と対峙する緊張や怖さは、経験しないと分からないものですが、そんな中でも真っ向勝負で挑み、判定で1-2で敗れるも、恐怖に打ち勝って勇気ある闘いを見せた拳士、

 

試合で負けても、相手よりも大きな声で観客にもハッキリと聞こえる声で「ありがとうございました!」と堂々と試合コートを下がるキッズ拳士、

 

自分が負けて試合が終了しても、仲間の応援で会場を周って激励する拳士達、

 

立派な試合と立ち振る舞いを見せてくれました。

 

みんな本当に素晴らしかったです。

 

 

全員が本当によく健闘したので、このブログ内で賞を贈りたいと思います(賞品はありませんにやり)

 

 

ボクシングテクニカル賞…MOA、UTA、YURIKO、

 

三人とも足捌きが上手になっていましたね。技の出すタイミングも良かったです。MOA&YURIKOは嬉しい公式戦初勝利がそのままの勢いで初入賞となりました(MOAはコンタクト賞にも選出されました。おめでとう!)テクニカルだけでなく、勇気ある闘いでもありました。

 

UTAは勝っても負けても試合後の挨拶が観客に聞こえるくらいの大きな声で出来ていたこと、退場の時もビシっと十字礼が出来てカッコよかったです。試合の「止め!」の後も構えを崩さない残心も素晴らしかったです。

 

 

ボクシングベスト不動立ち賞…SHINICHIRO、

 

真っ向勝負の乱打戦で勝利を重ね、嬉しい初優勝!

試合途中は技の出し方で注意を受けるも、その後はしっかり修正している所は「ハートは熱く、頭はクールに」という強い精神面も見せてくれました。初優勝でも表彰式では一人ビシっと不動立ち。凛々しかったですよ。

 

 

ボクシング華麗な足技賞…HARUMA、

 

道場でも得意な足技を駆使しますが、今回はこれまで試合経験を積み重ねた安定感もあって冴えてましたね(大技を連発する展開で観客の沸く場面も)

これまでの経験に加え、今大会の優勝もさらなる自信にして、また新たな挑戦に挑んでいきましょう。

 

 

ボクシング勇気ある闘い賞…NATSU、HAYATO、KAKERU、KOKORO、YUKEN、ANON

 

上記の拳士だけでなく出場した全拳士がそれぞれ勇気ある闘いを見せてくれましたが、試合デビュー戦の緊張、大きい相手や格上の相手との対戦はかなり勇気のいることです。

負ければそこで終了というトーナメントではなく、総当たりのリーグ戦は、負けてもまた緊張や不安との戦いをしなくてはいけない中、最後まで諦めずによく頑張りました。

 

体調や怪我などで本来の実力を発揮出来なかった拳士もいたと思いますが、それでも立派な闘いぶりでした。胸を張って下さいね。

 

東淀川道場拳士も素晴らしい健闘振りでした。

試合を待つ姿勢や立ち振る舞いも二人ともとても良かったです。これからも共に頑張っていきましょう!

 

 

ボクシングエンターテイナー賞…OSUKE、 

 

前回出場は準優勝を果たすも今回は入賞ならず。ですが試合を待つ姿勢は流石でしたし、試合後もちゃんと結果報告に来てくれました。毎回の稽古では独自の質問(ボケ?)で道場内を微妙な空気にしてくれますが、今回も大会後にジワる質問を連発していたので、エンターテイナー賞を送りたいと思います(内容はブログの最後で紹介)

 

 

ボクシング次回に期待賞…KANTA、

 

今大会は体調を崩した欠場者が多かったようですが、KANTAも残念でした。これからもっと稽古を積んで新たな目標に向かって頑張りましょう。

 

 

ボクシングベストジャッジ賞…HANA、

 

今大会で審判デビューをした東淀川道場のHANA。落ち着いた立ち振る舞いで、副審としてしっかりジャッジ出来たと思います(主審を努めた先生からお褒めの言葉も頂きました)。大会後はベストジャッジ賞(⁈)として、本人よりお母さんが喜びそうなお米5キロが授与されました。審判も経験しないとわからない苦労や疲労もありますが、審判しか気づけない事や学びも多いです。記念すべき初ジャッジ、よく頑張りました、お疲れさま。

 

 

ボクシング熱烈応援賞…MINATO、MEI、SATOSHI、保護者の皆様、

 

 

今回も試合に出場しない拳士が応援に駆けつけてくれましたが、MINATOは手作りの応援グッズを持参し、合間は選手のアップやアドバイスを送ってくれました。

 

また午前中に試合を終えたキッズ拳士も最後まで残って応援してくれました。保護者の方も出場拳士全員に温かい応援(拍手)や励ましをありがとうございました。

 

 

最後に、大会主催の龍壱道場・中西先生はじめ、審判、大会スタッフの皆様、出場された道場の皆様、来場された応援団の皆様ありがとうございました。

 

引率のヤマグチ先生は出場した道場生だけでなく、ジャッジデビューのHANAのジャッジを見守り、いつもと違う緊張感もあったと思います。

 

ユリ先生はコートを駆け回りながらの試合順の確認や動画撮影、選手へのアドバイスやフォローで今回も忙しかったですが、両先生ともお疲れ様でした。

 

来週は同じ会場で開催されるリアルチャンピオンシップ奈良大会に大空會から9名の拳士が出場します。

 

稽古でもお話ししましたが、試合は組手だけでなく、試合場での立ち振る舞いや礼法を含めての試合です。全ての所作までを見ていたわけではありませんが、礼法では良く出来ている拳士が多かったです。

 

そこは次回の大会でも忘れずに。

 

そして次回も気合入れていきましょう。

 

 

 

 

【おまけ】

 

コンタクト(協賛の武道具店)賞としてMOAちゃんが選出され、豪華なキックミットが1組進呈されました。それを受けてO君の一言。

 

O君「Mちゃん、メガネなのになんでコンタクト賞?」

 

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素晴らしい大会でしたが、最後は微妙な空気を残して終わりたいと思いますにやり