親父は大工であった。
職人気質のいい意味か悪い意味か凝り固まった人間である。
よくたたく親父で、今思っても
なぜあんなにたたかれる必要があったのかわからない。
『お前も親になったらわかる』
親になった今でも わからない。
幼少の頃には
『わしがカラスは白いといったら白いんじゃ!』
と平気で子達に教育?していた。
長男である私は、3人兄弟の仲でも一番たたかれたし、
一番厳しくされた。
そんな親父から早く経済的にも精神的にも独立したかった。
だから国立大学の夜間部を受験することにした。
夜間部は入学金も授業料も昼間の半分である。
働きながら学校に行ける。
いち早く独立できるかもしれない。
特に専攻して学びたい学問があるわけでもなく
大学という存在にあこがれていた私には
学部は経済でも法学でも政治でもよかった。
法の下に平等の日本において、
法律を勉強しておくのは
無駄ではないだろう。
広島大学の夜学は経済学部と法学部しかない。
法学部を受験した。
受験したのはここだけ。
もちろん
落ちた。
手ごたえはそこまでなかったのだが、
合格発表は大学まで見に行き
自分の番号がないのを
この目で確認した。
どちらかというと遊び半分で
受験勉強にに取り組んでいた私であったが
多少は勉強した気になっていて、
もしかして・・・
あれでも半分くらい合格するような気がしていたように思う。
くそったれ!
掲示板の周りでは
合格した生徒やその親たちが
わーきゃー言っている。
そこにいる自分が無性に恥ずかしくなって、
いたたまれずにすぐにその場を去った。
くそったれ・・・・
ますます
もんもんとしていく。
続きます。
山の基地は奥の壁を張った。
これで、吹き降りもせんようになるじゃろう。
前の倉庫から持ってきた鉄骨の棚も付けた。
雨樋もつけた。
ここには水道も井戸もない。
手をあらったり、トイレを流したり、
刃物を研いだりする水を雨水で確保する。
男ばっかりの職人ばっかり。これで十分じゃ。
飲み水はポリタンクに入れて水道水を持ってくる。
結構な量の水がたまるはずじゃ。
タンクにはポンプもついとって、
蛇口をひねれば水が出るようにする。
ええじゃろ~!
早く雨 降らんかなー。
壁に貼った波板もポリカもこのタンクも浴槽も
処分として撤去してきたものを使っとる。
この点が自慢じゃ!
必要でない銭は極力惜しみ(社長におこられるけー!)笑
知恵を出してよりよくしよる。
基地 サイコー!
今日もよく働けた。
感謝です。
ほいじゃあこの辺で、またあした。