2022年1月、コロナウイルスはオミクロン株が流行している。東京都では、新規感染者が4,000人を超えている。モメンタムは強く、まだまだ数を伸ばしていくことだろう。

だが、オミクロン株は肺の内部まで行かずに気道で留まるので、重症化しにくいとも言われている。そのせいか、デルタ株の時に東京で2,000人の時のような悲壮感はない。外国に目を向けてみると、オミクロンは感染力は高いものの、重症化しにくい傾向で、さらにピークアウトも早い。
日本も諸外国と同じように推移するならば、2月上旬にはピークアウトし、爽やかな春を迎えられるのではないだろうか。

株式もコロナが直接の理由で上下に影響することは小さくなった。ただし、アメリカFRBのテーパリング開始やバランスシートの縮小、つまりジャブジャブだった金融緩和の引き締めにより、日々上下している。
FRBはインフレを抑制するために市場と対話しながら行っているが、FOMCでの高官の発言で「想定外」となり下落することにうんざりしている。
今年の米国株は期待できなそうである。

全世界株はどうか。
もちろん米国株がダメなら連れ安になる。下がり幅はマシになるのではないか。ただ、国際情勢は悪化する一方である。
ロシアによるウクライナ侵攻は現実味を増してきている。最近はカザフスタンもきな臭くなってきた。
米中の覇権争いに欧州も口を出して来ている。台湾有事になれば、日本は対岸の火事ではなくなる。
アメリカと中東を巡る情勢も穏やかでない。イランは核爆弾保有に向けてカードをきっているし、イスラエルも歯止めが効かなくなりそうだ。アメリカが仲裁できるかは分からない。
世界各所でVUCA、不確実不安定要素がくすぶる中、今の世界株式に織り込まれているだろうか、否だろう。

米国株が下がれば下がり、米国株が上がれば下がる日本株も、今年は望みは薄いだろう。

では、どうするか。

日本株を買う。
昨年あたりから「セクターチェンジ」という言葉が広まってきた。グロース株からバリュー株の時代へ変わりつつある。
最近の日本株では、顕著になってきた。これまでマザーズ市場の優良成長株が好まれて買われていたが、主に外国機関投資家だろうか、ストンと売られているようだ。
他方、金融関連や商社、海運、鉄鋼など、これまで見向きされなかった高配当バリュー株に光が向けられてきている。
保有株においては、比較的グロースが多かったためか、含み益がみるみる減ってきている。一方で、金融関連や工業銘柄は息を吹き返してきた。個別の事柄について追って書いていくことにしよう。

今年の方針としては、
日本株の出遅れている高配当バリュー株を買う。
グロース株は監視しながら、テクニカルで買い時を見極めながら、損失が痛くない値段になったら分散して買っていく。

昨年末、意図したのかしてなかったのか現金保有率が増えた。今年は、FRBの動向によって株価が短期的に大きく下落することが何回かあるだろう。そういうチャンスを活かして株式を積み増していきたい。