とある団地の、玄関ドア建て付け調整。
築50年ともなると、あちこち傷む。

今回の修理は、入居者の方が、ドアが重たいと言うことで調整に。

ドア下を見ると、下枠が錆によって持ち上がり、ドアに擦れている状態。
あまり酷いと、下枠の交換をしなければならないが、今回は、それほどではないと判断。

とりあえず、ドアを外す。
鉄製のため重たいが気合で持ち上げる。

丁番に薄いワッシャーを噛ませる。

こんな感じ。

そして、ドアを吊り込む。

少し、縦枠に擦っていたので、軽く丁番越しで調整。

各部、ネジの増し締め。
結構、これだけで直ってしまう場合がある。

グリスアップも忘れずに。

完了。
今回は、それほどの修理ではなかったので、一時間とかからずに終了。
こういった修理が毎日のように舞い込む。
これで仕事が途切れずにあるのだから、ありがたいことだ。
こんな仕事を面白いと思うか、そうではないか。
自分としては、住んでいる人に喜ばれるのだから、やっていて嬉しい気持ちになるし、やりがいも感じる。
公団や、都営住宅などの大きな団地は、人がいる限り無くならない仕事。
食うには困らない。
一生やっていける仕事だと思う。
でも、人手不足で人気のない仕事。
技術さえ身につければ、最高の仕事なんだけどね。